幕張総合高校サッカー部のOBとして
恒例の「初蹴り」に参加してきました。
私は、幕総サッカー部の4期生に当たります。
教え子でもある、今年の卒業生が25期ということで、早いもので我が幕総サッカー部も25周年を迎えることになります。
GKコーチとして現場に戻ってみて分かったのですが、私が現役だった頃と現在とでは、高校サッカーの環境は一変していました。
私立のサッカー部が部の強化にお金をかけて環境を整備し、特待制度(学費や部費の全額や一部を免状する制度)を利用して有望な選手をスカウトしたり、Jリーグや強い地元のクラブチームのユースの選択肢が増え、中学生が高校サッカーに求めるものも変わってきていると感じます。
そんな時代背景もあり、部員数の低下から存続自体が難しくなる高体連のサッカー部もある中で、各年代のOBの方々や、顧問の先生方が現在まで繋いでくれた幕総サッカー部としての「襷」を強く感じた1日でした。
私も、毎日のトレーニングに関われる訳ではありませんが、OBとして、GKコーチとして幕総サッカー部の強化・育成に携わるチャンスを頂き、次の年度変わりで3年目になります。
「疾風勁草」
私が現役時代から受け継がれる
幕総サッカー部のチームスローガンです。
「疾風に勁草を知る」
強い風が吹いたときに初めて、それに負けない強い草を見分けることができることから、
「疾風に勁草を知る」とは、
困難や試練に直面したときに、はじめてその人の意思の強さや節操の堅固さ、人間としての値打ちがわかることのたとえ。
高校生の頃は、チームスローガンの大切さなどは全く理解していませんでしたが・・・
何故か、この「疾風勁草」だけはよく覚えています。
2023年も、母校の躍進のために、選手たちと一緒に駆け抜けます!