tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

リスクアセスメント

2022-01-24 21:02:44 | bad news

Googleブログは1年前に書いた記事をメールで思い出させてくれる。このtetujin'sブログの1年前の記事は、「Go to キャンペーン」について、政府の誤った判断を追求するものだった。当時、政府(菅首相)は、経済の立て直しを優先すべく「Go to キャンペーン」を強行し、多くの人々が浮かれた結果、感染爆発を引き起こした。
これは結果論だから、今更どうこう言ってもしかたない。多くの国民の命が失われる結果となったが、だれの責任ということではないのだろう。
問題は、政府が学習したのかどうかだ。

オミクロン株は感染力が強い。それであるからこそ、これまでのデルタ株の対応をしていると病床はあっという間に埋まってしまうことになる。事実、東京はひっ迫しつつある。ただ、オミクロン株の場合、感染力は強いものの、重症化までは至らない。オミクロン株への置き換わりが早く進んだ英国の「健康安全保障庁」は、デルタ株に比べ、オミクロン株への感染では病院を受診するリスクは半分程度、入院するリスクは3分の1程度としている。

しかしながら、オミクロン株の流行がピークアウトした南アフリカで死亡率が上昇している。
https://twitter.com/rid1tweets/status/1482997458225573890?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1482997458225573890%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.mag2.com%2Fp%2Fmoney%2F1150306%2F2

オミクロン株は「ヘパラン硫酸」を含む様々な「細胞性ポリアニオン受容体」を利用して、宿主細胞に結合する可能性がある。オミクロン株がヘパラン硫酸を受容体にして宿主細胞に侵入するのであれば、肺のみならず広い範囲の臓器に問題が起こる。死亡率が上昇するメカニズムだ。

経済を回すのか、国民の命を守るのか。政府はどちらに舵を切るのだろう。


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