建築日記第1話「やっぱりおうちたてようかな」はコチラから!

第48話 我々の注文住宅低予算を救ってくれる秘密兵器「規格住宅」

八郎だ(Twitter:@eightblog_hachi)
毎日の人も、久々の人も、初めての人も
ここへの訪問に深謝だ。
この物語は注文住宅について何の知識も無い夫婦が
思い立って注文住宅を建てようとしたら
どうなったのかを描いた「フィクション」だ。
良かったら立ち寄っていただきたい。

    

前回のあらすじ。

        

信条ホームとネオアーバンハウスの
1回目の打ち合わせを終え、心身ともに
へとへとになって帰宅する我々夫妻。
思い返せば、家の予算(建物代+土地代+諸費用コミコミ)
3500万円と言う所に、営業は絶賛難色提示中だった。

つまり俺たちの注文住宅への予算の不足が
懸念される状況。しかし、これを不透明にしているのは
既に住宅営業が金額の駆け引きをしているかもしれない
という事。我々注文住宅ド素人には
家の総額なんぞわからないのである。

       

そんな「正解」の無い予算を片手に
2回目の打ち合わせが始まろうとしていた。
午前中は家の性能を重視する信条ホーム。
午後からは家のデザインを重視するネオアーバンハウス。
果たしてどんな2回目の打ち合わせになるのだろうか?

        

ちなみに最初からこの話を読んでみたい
という奇特な方にはこちらのリンクを紹介しよう。

それでは、今日も俺の家の話を始めよう。

分厚い封筒に冊子、未来の家の提案なのか

信条営業「八郎様、お待ちしておりました!」

八郎「よろしくお願いしますね」

       

今回は前回のように放置スタイルではなく
営業が我々に絶賛駆け寄ってくれた。
やはりハウスメーカーは「予約」が
必須だと感じる今日この頃である。

        

信条営業「本日はこちらへ!」

八郎「(ほほう、ダイニングテーブルか)」

       

前回、と言うか初回は2階の子ども部屋
的な位置づけの所に通された。
そこには本棚に沢山の資料や冊子が置いてあり
初回のお客さんはそこに通して
資料や冊子を見せながら説明するパターンだったが。

       

今回はダイニングテーブル。
外の景色も見える、と言うか
ダイニングの窓は駐車場を映しており
外からもこちらの打ち合わせの風景が
丸見えで少々こっぱずかしい状況だ。

       

これは、開放的なスペースで商談をすることで
我々の気持ちを大きくさせようというのか。。。
既にもう駆け引きが始まっているような気がして
相手のペースに吞まれないようにと
気を引き締めつつテーブルに座る。
嫁はキッチンやテーブルが気になるようで
首をブンブン振っているが
こちらの会話に加わる気は無さそうだ。

         

我々にドリンクのオーダーを聞いた後

      

信条営業「少々お待ちくださいね」

       

と言って奥に引っ込む信条営業。
しばし、手持無沙汰に周囲を見回していると
先ずオーダーしたドリンクが来た後
分厚い封筒や冊子をもって
信条営業が再び現れるのであった。

        

信条営業「お待たせしましたー」

          

封筒を冊子を机の上に並べる。
さすがに封筒には嫁も気になったのか
遠慮ない視線をダイニングテーブルに投げかけている。

        

この中に
我々が住むかもしれない未来の家の
提案が詰まっているのだろうか?

新商品の「規格住宅」を提案する

信条営業「いや~八郎さん、実にナイスタイミングです!」

         

いきなり不審としか思えないようなベタベタの営業トークで
2回目の打ち合わせがスタート。
信条営業、まだまだ若すぎるぞ、君は。

       

八郎「え?なにがですか?」

信条営業「実はですね、この春『新商品』が出るんですよ!」

八郎「ほう、新商品ですか」

信条営業「我々の会社の創立40周年を記念した。。。」

八郎「はい。。。」

信条営業「その名も『キスミー』です!!」

八郎「」

嫁「」

         

なんだよその名前。
自分で言っていて恥ずかしくないのか?
と言うか、ネーミングセンスも疑うぞこの会社。
果たして大丈夫なのか?
営業が「キスミー!」「キスミー!」と連呼するなんて
ちょっとしたセクハラを通り越してモラハラである。
そんな事まで考えてネーミングしてないんだろうなあ
と営業の事がちょっと可哀そうになって来たぞ。

       

いやいやいやいや、ネーミングなんてどうでもいい。
問題はその新商品の「中身」だ。
そのキスミーとやらはどんな商品なのだろうか?

        

八郎「あの。。。ちなみにどういった商品で?」

信条営業「ああ、すみません、簡単に申し上げますと『規格住宅』です!」

八郎「『キカク。。。ジュウタク。。。ですか?』」

       

キカクジュウタクと言われても
住宅の漢字は浮かんでも
「キカク」の部分が浮かばない。
40周年だから「企画」な住宅なのか?
それとも「規格」なのか?
日本に居ながら日本語の難しさを改めて痛感する。
同じ読み方でも、意味が全く異なる言葉が
日本語には多く存在する。
そしてイメージできない自分の語彙の貧困さも痛感する。

        

信条営業「我々は今まで、基本は『注文住宅』をメインにやってきました」

信条営業「お客さまの要望を聞いて間取りを提案していました」

信条営業「しかし、この商品はですね『100通りのプラン』の中から」

信条営業「お客さまのお好みのプランを選んでいただいて」

信条営業「そのプランに沿って家を建てる流れになります」

八郎「な、なるほどお」

         

それは注文住宅初心者にはありがたい商品かもしれない。
間取りや導線をいちから考えるよりは
既存のプランから自分たちが気に入ったのを
「これっ!」と選ぶのは
手間を始めとする諸々が省けて良いかもしれない。

なぜ「規格住宅」は安く済むのか

しかし、湧き上がるひとつの疑問。
なぜ「規格住宅は安くなるのか?」である。
その仕組みについて聞いてみる事にした。

        

八郎「しかし、なぜこの『規格住宅』だと我々の予算で届くくらいの価格に抑えられるんですか?」

信条営業「はい、これには大きく3つの理由があります」

八郎「ほほう」

信条営業「まず1つ目。間取りを100に限定することで」

信条営業「使う材料などを統一・共有することができるので」

信条営業「材料を大量購入することで安価に仕入れる事が出来ます」

八郎「なるほど」

信条営業「2つめ。間取りを100に限定することで、我々の図面を引く手間が大きく省けます」

八郎「なるほど」

信条営業「ひとりひとりのお客さまの希望の間取りを引くのは」

信条営業「結構大変な作業なんですが、この規格住宅の場合」

信条営業「基本的に間取りが決まっているのでその手間が大きく省けます」

八郎「人件費も削減される訳ですね」

信条営業「3つ目。通常の商品では標準装備だったものを」

信条営業「オプションにすることで、本体価格を下げています」

八郎「!!!」

       

3つ目の理由。これは聞き捨てならんな。
1つ目と2つ目はさもありなん的な納得の理由だったが
3つ目の理由で「本性を現したな!」という感じか。
いわゆる「ダウングレード」ともいえよう。
要は、装備を下げましたのでお値段も下がってます
という当たり前田のクラッカーのロジックである。
これは、何がどうオプションになってしまったのか?
代わりにどんな商品が当てがわれているのか?
それを聞かない事には先に進めないぞ。

          

八郎「信条営業、標準装備だったものをオプションにするって言いましたけど」

八郎「具体的にどの装備がオプションに変わったのか教えてもらいませんか?」

信条営業「はい、まずはですね。。。」

       

信条営業、分厚い冊子をめくり始めた。

         

俺の新しい家の話、今日はこれまで。

次回予告

信条ホームとの2回目の打ち合わせ。
新商品、と歌う規格住宅を提案することで
我々のギリギリの予算に寄せていく手法の信条営業。
しかし、この規格住宅、なんで安くなるのか聞いてみれば
結論は今までの商品をダウングレードすることで
安価にしました的な答えが返ってきた。

       

そのダウングレードの内容を聞くと
ダウングレードしてほしくない内容が多い。
しかし、通常の商品では我々の予算では届かないのか?
その確認をすると、耳を疑う答えが
信条営業から返ってくる事に。。。

      

次回「値引きを一切受け付けないハウスメーカー」

お前ら、家は「建てたい」と思ったときに建てておくんだな!

このブログはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。尚、どこかで聞いたことあるような話もあるかもしれませんが、全て筆者の作り話ですので現実になぞらえて考えないようにお願いします。読んで気分が悪くなる方は読むのをお控えください。

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