さわかみ投信とはリーマンショック以前からの付き合いなのですが
結構古い時からの取引と言えると思います。
ちなみにさわかみ投信は１９９９年に制定された長期的に運用を目指す株式投資信託
この手の独立ファンドでは古株でしょうか
今回は２０年近くさわかみ投信で運用した結果から感想や評判を紹介しようと思います
さわかみ投信の運用状況
基本日本株に長期的に投資するスタンスですが
最近の組み入れ銘柄を見るとアメリカやデンマークの海外企業もほんの少し加えています
初期の頃はダイキン工業や花王、トヨタ自動車の東証一部の有名企業が多かったのですが最近は少しリックソフトやカナミックネットワークのような新し目の企業も組み入れています
組み入れ数は前後しますが１００社ほどでしょうか？
毎月１回か２回ほどさわかみファンドの手紙みたいなのが郵便で届きます
さわかみファンドの２０２１年１月２９日現在の運用数字です
基準価格２９、２９８円
純資産額３，３０５億１百万円
複利年率：スポット購入５．１％、積み立て購入６．３％
組み入れ銘柄数１１２銘柄
直販顧客数：１１６，８７８名（定期定額購入者は約３０％）
さわかみ投信のメリットやデメリット
さわかみ投信に限らないのですがほぼほったらかしで任せれるのがメリット？といえそうですが個人的にも初めはそう思っていましたが最近はパフォーマンスに対して不満が出てくるとそれもメリットじゃないんじゃないのかって気もしてきました
要するに投資は自信がないのでプロに任したものの自分の株のスキルが上がってくると
投資信託はあまりうまみがないのかなって・・・
さわかみ投信には特に感じています
アクティブ投資は好きだけどパッシブ投資やインデックスに負けることが多い
だったらさわかみ投信がとってもすごいパフォーマンスを上げれないなら
信託報酬や手数料が安いインデックスでいいんじゃないかっていうのもわかる
さわかみ投信のデメリットは退屈でインデックスより手数料が高い
さわかみ投信の創業者の澤上篤人氏の頃は長期投資だよりを読んだりしてましたが
今は社長が息子に変わっているので 手紙もほとんど読みませんね
さかわみ投信のメリットが感じなくなったというのが現状の評価です
さわかみ投信の解約や手数料
さわかみ投信の手数料はファンドに購入する時はお金はかかりません
積み立ても出来ますさわかみファンドは直販なのでネット証券経由ではほとんど買えません
セゾン投信で確かさわかみファンドを組み入れているのはあった気がします
さわかみ投信を始めるなら口座開設をしてスポットでも定期購入でも始めるだけです
さわかみ投信も社員を抱えていますし固定費もかかるので信託報酬は必要です
２０２１年２月に日経平均が３万円を突破しました
２０２１年２月２２日のさわかみ投信基準価格は３０，６１６円
例えば１年前は日経平均とさわかみの基準価格は２，０００円近く差があったのですが
ここに来て差がなくなってきました
日経平均は一部の銘柄が大きく上げてるのもあるかもしれませんが
それにしてもさわかみ投信は跳ねませんね昔から
そこで私はさわかみ投信の解約を始めました
今回は大きな解約では２回目です
５年前に半分ほど利確しています
今回は２０２０年１１月あたりから始めましたが
日経平均の様子も見ながらですが２０２１年中にほとんど解約する計画です
さわかみ投信は解約に手数料がかかりません
信託財産留保額がありません
なので解約はごきげんに行えます
結構こまめに解約していますので
さわかみ投信から取引報告書や譲渡損益額のお知らせもこまめに来るので
お互い面倒なのでなんとか一気に解約したいとの思いもあるのですが希望基準価格にならないので徐々に利確となっています
さわかみ投信の解約はネットでも数量を指定してこまめにまたは
全額解約も可能です。また電話での解約も可能です
さわかみ投信解約の理由
さわかみ投信を順次解約しているわけですが
その理由は一言でいうと思いのほかパフォーマンスに満足していないからです
私も株に対して技術が上がっているのでさわかみ投信に魅力が感じなくなった
さわかみ投信の組み入れ銘柄を見ると東証１部の有名どころが多いので自分でも簡単に保有できる
私が取得したさわかみ投信の価格は１７，８００円あたり
現在基準価格は３万円少し超え
さわかみ投信に参加したのは今年で１７年
個人的な希望的観測ですが最低でも２倍にはいってほしかったし
本当は３倍ぐらいになってくれないと涙がちょちょぎれそう
さわかみ投信も言い分があるんだろうけど
リーマンショックとか理由にしそうだけどその後にアベノミクスがあった
個人的にも世間的にもアベノミクスで一気に資産を積み上げるのが普通ですが
なんかイマイチな気がするんですよね
１７年振り返るとプロだったら最低３倍かなと
３００万円が１７年で２億達成する人もいるわけだから
６０倍も可能って事です
私自身も気長に構えたというか責任も当然あるので
だから解約となりました
解約したお金は自分で運用する予定です
プラスほんの少しだけひふみ投信で積み立てを考えています
ひふみ投信の評判
ひふみ投信に資金を流すのは評判が高いということです
結果がでているから評判が高いのでしょう
２００３年に設立された独立系運用会社
レオスキャピタルワークスが運用
ひふみプラスやひふみワールドが投信で買える
国内株メインと海外株
個人的には両方積み立てでもしようかと考えています
最近は鈍化しているようにも思えますが・・・
ひふみ投信を買うのは楽です
ネット証券で簡単に買えますし積み立ても月に１００円なのでお気軽ですね
信託報酬１．０７８％
信託財産留保額なし
さわかみ投信の評判
さわかみ投信のパフォーマンスが不満なのが一番大きい
個人的にも悪いのですが年金２千円問題でもある程度まとまったお金を作りたいなら
人任せはダメですね自分で試行錯誤で研究しないと思います
なので今回はさわかみ投信に投入した資金をほとんど引き上げる準備をしています
９０％以上は自分で運用です。そして残りのほんの少しをひふみ投信でと考えます
長期運用というのはサラリーマンにとっても株式投資の技術が高くなくても
勝てる可能性がある方法だとは思いますが長期っていったいいつまで
日経平均が３万８千円つけたまでの時と違って今は先が見えにくい時代
長期っていったって１７年運用しても納得いくパフォーマンスじゃなかった
長期は５０年ですって言われても寿命の方がつきるかもしれない
ということで長期って言葉にはその通りって部分とそれを信じてると時間を無駄にすることも
このあたりは自己責任だけどよくよく考えて行動しないと後悔がやってくる
個人的には５年、１０年あたりで株式投資の結果はある程度出るんじゃないかと思っています
数百万をを１億にする人はするし
２千万円ぐらいにはもっていく人もあるし
数百万円運用で数百万円前後のままの人もいる
追伸）
さわかみ投信の象徴だった会長の澤上篤人氏が７４歳を機に退任となりました
（２０２１年６月）
個人的には日経平均が足踏みしているので解約が進んでいませんが
米国の投資信託やひふみの積み立ては始めました
日本株は自分で個別選別やＩＰＯセカンダリー主体で行きたいと思っています
さわかみ投信の解約状況 ２０２４年２月
我さわかみ投信の在庫がかなり減ってまいりました
コツコツと解約してるのですが残り２５％ほどだと思います
２０２４年２月１６日には日経平均があのバブル最高値に５０円まで迫りました
３８，８６５円
皮肉にも私の個別株と同じようにさわかみ投信の基準価格も停滞しています
さわかみ投信の基準価格は３８，６６４円
なんと日経平均と同じ水準に
少し前までは２，０００円以上高かったのに日経平均に一気に差を縮められています
さわかみ投信の解約も今まで以上い一気に進めていきたいと思います
日経平均の高値追いのスピードが想定より早いので今年中にさわかみ投信の残を１０％以下にする予定です。
