あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

あの貧しいやもめはだれよりもたくさん入れたのだ(ルカ21:1~4)

(今回は、神は金額の大小ではなく、献金をするその人の想いをみておられる、ということについてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・21章の1~4より

『イエスは目をあげて、金持たちがさいせん箱に献金(=献金そのものの意味は、神がささえてくださっている生活の中から、その一部をささげる(=お返しする)ことで、神への感謝や信頼をしめすことにあります)を投げ入れるのを見られ、また、ある貧しいやもめ(=夫のいない女、また夫を失った女。とくにここでは、律法学者にいいようにお金をまきあげられているやもめ(ルカ20:47))が、レプタ二つ(=ギリシアの通貨です。この2枚で、いまでいう160円程度)を入れるのを見て言われた、「よく聞きなさい。あの貧しいやもめはだれよりもたくさん入れたのだ。これらの人たちは(=あの金持ちたちは)みな、ありあまる中から献金を投げ入れたが、あの婦人は、その乏しい中から、持っている生活費全部を入れたからである(=自分の生活がますます苦しくなりますが、彼女は神への感謝や信頼をもって、いまある全額をささげました。これは神が養ってくれていることに自分をゆだねているからこそのふるまいなのです)」』

 

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(神は、生活における一人一人の境遇や困難を知っておられるので、たとえ少額であっても、だれよりもたくさん入れた、とご判断されることがあります。これがすべてを把握(はあく)しておられる神のご視点ということです。どうか一人でも多くの方が、こころをこめて神にお返しをし、また隣人にも親切にしていけますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)