米国人を対象としていますが、「15万$以下で快適に引退するのに最適な20カ国」と題した記事がございました。
米国の退職者は、年間平均で1.8万$(約270万円)の社会保障費(年金?)を受け取っているそうです。
しかしながら、米国で退職後に必要な費用は98.7万$(1億4,500万円)と試算されているそうで、とても補えないと
そこで物価の安い国で、豊かに快適な暮らしをしませんかというのが主旨のようです。
記事中におけるランキングは以下の通り。
2位 ボリビア
3位 ベリーズ
4位 ベトナム
5位 エクアドル
6位 アイルランド
7位 チリ
8位 ウルグアイ
9位 フランス
10位 タイ
11位 イタリア
12位 ペルー
13位 スロベニア
14位 スペイン
15位 ポルトガル
16位 マレーシア
17位 マルタ
18位 パナマ
19位 メキシコ
20位 コスタリカ
特にVISAの取りやすさとかを考慮している訳ではなく、住居費等の物価が安い国を中心に、著者の主観でランキングを作成しているような印象を受けました。
16位には、我がマレーシアがランクイン。
また、プラハは一説によると「おとぎの街」や「世界で1番美しい街」とも形容されているようです。
それ故に、チェコの観光人気は高く、2019年には観光客数が国内人口を超えていました。
移住するのに適しているか否かは兎も角、旅行で訪れてみたい場所であるのは間違いありません。
なおチェコの物価が安い理由は、EU加盟国であるにも限らず、ユーロを採用せずに自国通貨のコルナを維持していることが要因の一つのようです。
対米ドルのレートは、過去最安値に近い数値となっていました。
一方、日本円に換算すると現在1コルナあたり6円になるので過去5年で見た場合、最高値。
円安環境下では、必ずしも物価が安いとは言えないかもしれません。
それでも、次のブログを拝見するとヨーロッパ圏内では物価が安い部類に入るのは間違いないらしく、交通費や食事代は日本より安いようです。
特にビールは、水よりも安いのだとか。
チェコは一人あたりのビール消費量が世界一で、歴史も古く西暦993年には初めて醸造されたと言われているそうです。
ビール好きにはたまりませんね
とは言え、次の記事によればチェコも他の欧州諸国同様に、凄い物価上昇に見舞われデモが起きているようです。
9月の消費者物価指数は、前年同期比約18%も上昇しインフレ傾向が見てとれます。
日本もエネルギー価格を中心に徐々にインフレの兆しが出てきてはいますが、欧米諸国と比べたら非常に抑えられていると言っても良い状況でしょう。
今般の円安然りですが、冒頭の米国人退職者にとって、もしかしたら1番快適に過ごせるのはランキングに入っていない日本なのではないかなと思ったり。。
それは某国にとっては、退職者に限らずと言えるのかもしれませんが
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