マレーシアが期待するデング熱対策とは | 競売不動産で海外移住

競売不動産で海外移住

競売による物件落札で人生が大きく好転、セミリタイアを実現し2013年より家族でのマレーシア移住を開始。競売と日々の生活情報を気ままにアップしていきます!

明日に控えるラウンド準備のため、ドライビングレンジで練習していると、スタッフさんが注意喚起にやってきます。



どうやら、モスキートフォギングをするので離れていた方がいいよとのことガーン





確かに、この練習場は蚊が多いので有り難いのですが、殺虫剤の散布は人間の身体にも悪影響を及ぼしそうです。。




マレーシアの有り触れた風景であるものの、丁度作業時間と練習時間が重なってしまったのは、何とも悪いタイミング。。




できるだけ離れたところから散布の様子を見ていましたが、作業員さんにとってはキツイ仕事ですね。


Cold Blueの記事によれば、マレーシアにおける近年のデング熱対策について報じています。


1つは、従来のモスキートフォギングですが、成虫を一時的に退治できるものの


水中にいる卵やボウフラには効果がないため、繁殖自体を抑える効果は薄いとされているようです。


そこでマレーシア政府が2つ目の対策として導入したのが「ボルバキアプロジェクト」。


2022年から2026年に掛けて、5年間でRM1,210万の予算を投じています。


これは、研究室にてボルバキア菌に感染させた大量の蚊を大気中にバラ撒くことで


その個体と感染していない自然蚊の交尾により、蚊の不妊化を実現させるという計画。


 


ひょっとして、あの御方の財団が資金提供している例の計画でしょうかキョロキョロ




調べてみましたら、ボルバキア菌を用いた研究を2004年から例の財団が、金銭的な支援をしているのは間違い無さそうです。。






なお、ボルバキア蚊を放出したエリアについては、次の記事によるとセランゴール(10地域)、クアラルンプールとプトラジャヤ(7地域)


ペナン(4地域)、クランタン(2地域)、ジョホール(2地域)、パハン(2地域)、マラッカ(1地域)となっていました。




ジョホールも撒いてたかあせる


そうしたプロジェクトが進行する中、保健省の発表によると2023年の全国のデング熱感染者数は12万3,133人で、2022年の6万6,102人から86%も増加。


デング熱による死亡者数は、前年の56人から79%増加し、2023年には100人となったもよう。


減少するどころか、症例の激増を受けて専門家としては効果があるとは言えないと述べていました。


(画像出典:Cold Blue)


マレーシア政府は、もっとボルバキア蚊をバラ撒く範囲を拡げる必要があると考えているようですが、果たして如何なものでしょう。


なお、次の記事によればシンガポールではボルバキア蚊を既に3億匹放出しているようです。




(画像出典:CNA)


先のCold Blueの記事で、デング熱対策として最後に期待すべきものとして締め括っていたのは、先日マレーシアで条件付き承認したばかりの


武田薬品工業が開発したデング熱ワクチン「QDENGA(キューデンガ)」。




これまで特効薬が無かったと言っても良いデング熱ですから、症例の多い国で期待が高まるのは理解できますし、その開発が日本企業ならば嬉しい限り。


私も以前、1回目のデング熱を発症してしまったため、もし次回発症した場合はデング出血熱になってしまう可能性も否めません。




しかしながら、コロナパンデミックで医療・医薬の恐ろしすぎる闇を知ってしまった今となっては、何れのワクチンも「様子見」が一番な気が致しますキョロキョロ


ご覧いただき有難う御座いました!



宜しかったら、ポチッと

応援が大変励みになりますニコニコ




不動産投資ブログも如何でしょう目


↓↓↓


不動産ランキング



PVアクセスランキング にほんブログ村