ステキな卓也君と、舟木一夫さんコンサート感想続き | アオイロの恋

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唯一無二のダイヤモンド、中澤卓也君の魅力を語ります。

パクタクのツナギ、グッズにならないかな~(着ないけど笑)。




近頃の卓也君、カラダつきがとてもしっかりしてきたのが目に見えて分かりますね。若いせいもあって筋トレ効果が絶大のようです。


実際に私が見たところでは、4月のブリーゼで太腿が以前よりも逞しくなってるなあと思いました。『歌ごころ』コーナーで座ってうたうから尚更によく分かりました。

それから約半年経って、ウインクあいちで見た彼は、スーツ姿の背中が卒倒するかと思うほどのカッコ良さでした。男性のスーツ姿はやはり背中が重要ですね。厚みを増した背中のラインに、かたちの良いジャケットが皺ひとつなく吸い付くようにフイットしていて、それはそれは素敵だったのです。少し前からわりとよく見掛ける衣装(花柄プリントの)でしたが、果たしてサイズ調整があったのかどうか・・。

 

ナッツダイエットに筋トレと、短期間のうちに体形が変化してサイズ直しが手間・・という内情(?)が、先日のバースデーライブでも話題に上がってましたけど、スタイリスト森脇さんの手腕ですね。素晴らしい。


衣装って、歌手のアイデンティティにかかわる重要な部分だから、これがイマイチだと残念ですよね。獲得できるファン層も変わってくるでしょうし。演歌などはそのあたり戦略的だと感じます。卓也君の衣装はいつも適度に趣味が良くて華やか。何よりも本人に似合っているところが見ていて最高。


先日の「人生、歌がある」での卓也君、他の方々と並んでいても体躯が明らかに違って見えました。もちろん年齢的な違いがあるにしても・・そう、今までだと、より上等な衣装を着ているベテラン歌手の方が立派に見えていたはずなのですよ。しかし筋トレに熱が入るようになってからは目に見えて様子が変わってきましたね。

あの日のスーツは厚手の素材で、ジャケットもジャストフィットではなく少し緩めのシルエット。にもかかわらす、それがかえって、厚みが増した上体を引き立たたせているように見えました。

 

「鍛錬された肉体は最高級の衣装である」・・という言葉があるかどうかは知りませんが笑、しかしながら、いかなる最高の素材やデザインで補ったとしても、土台となる体はごまかしきれないでしょう。立体構造の洋服だけでなく、平面な布を身体にまとう着物でも同じことが言えると思います。


11月から新シーズンの放送が始まる「パクタクおたすけ隊」。現場での写真や動画がアップされていますが、あのツナギ姿を見ても、卓也君の体形の変化は一目瞭然です。なんだか書いているうちにオンエアが増々楽しみになってきました!ヘアスタイルもかなり短髪になってましたね。私は一時期のちょい長めが実は好みなんですけど、まあでも短髪の方が似合うでしょう。

思えば、私が初めて卓也君をテレビで見た時、それは画面を見ていない状況で、素晴らしくクリアな声がロケットのように耳に飛び込んで来てびっくりしたのでしたが、それ以上に驚いたのは、TVに映る卓也君の脚があまりにも真っ直ぐだったことでした(あはは)。私は今まで男性であんなに脚のスラッときれいな人を見たことがなかったので本当に驚いたのですよ。

 

当時の彼の青い衣装は、安価な既製品(ZARA?)だったようですが、しかしこのことを思い出す度に、生まれ持った体形は、どんな衣装にも決して左右されることのない大事な宝だなあと感じるのです。今の彼は、その恵まれた体形をさらに進化させているんですね。なんだかワクワクします。




えーっと・・ここで、かなり前に書いた舟木一夫さんコンサートの感想続きを書きたいと思います。随分と間があいてしまいましたが、興味ある方はお付き合いください。


一部が終了して、会場内は軽快なジャズフュージョンのBGMが流れていました。これは開演前もそうだったのですが、とってもノリが良く音量も快適でその場にいるだけで気分が良くなる感じ。あれはオリジナルの音源なのでしょうか?


BGMもそうですが、舟木さんのコンサートは本当に演奏の音がきれいなんですよ。生バンドってこんなに上手いのか!と感激するほど。リハーサルも入念にされているとは思いますが、とにかく歌も含めて全体の音のバランスがとても取れている気がします。私は舟木さんくらいのベテラン歌手のコンサートを他に見たことがないので、他の方は分かりません。でもひょっとしたら、私が普段観ているステージの多くはちょっと音量が大きすぎるのかも・・とそんな気がしました。


私は三階席だったのですが、一階の様子を観察していると、舟木さんと同年代に見えるファンの方々の様子がとても和やかで仲が良さそうで、まるでどこかの学校の昼休みのような雰囲気。本当に良い感じ。


そうそう、舟木さんのコンサートはペンライト無しなのです。私も個人的には、ペンライトは無い方が聴く側は歌に集中出来るので良いと感じます。でも、応援している歌手がその方が楽しく歌えるならば喜んで振りますよ。

ただ、舟木さんのブログにかなり詳しくコンサートの様子を書かれている方々は、あの暗がりでどうやってメモなどされているのか、それがとても気になるところです。私は舟木さん以外のコンサートの時、いつもペンライトで手元を照らしてメモしているものですから・・。


二十五分間の休憩後、第二部曲目は舟木さんのオリジナルから。
「高校三年生を歌おうかどうか迷ってる」・・と、第一部の最後で会場を賑わせていた舟木さん。「決定権はこっちにあるんで。休憩の間に考えます」なんてお茶目なことを仰います笑。もちろん歌われましたよ。

 

お喋りされる舟木さん、独特の言葉のリズムがなんともカッコいいのですよ。ちょっとぶっきらぼうのようでいて、はにかんだみたいな優しさがあって上品で。名人の高座のようにも感じられる場面も。「歌詞間違えるのが怖くて歌手が出来るか」なんてセリフも!ベテランならではの含蓄ですね。うふふ。


私などの世代では、普段耳にする機会の少なくなった言葉も使われるので、とっても勉強になります。
例えば、西條八十作詞のレパートリーをお持ちの舟木さん。北原白秋、三木露風、西條八十という、私が教科書でしか知らない作家が「三大詩人」と言われていた時代のお話です。

その中のお一人が、流行歌の世界に入ることで新風を入れられたと。そんな西條八十を、「三顧の礼を以て迎えられた純粋詩人」と舟木さん。「三顧の礼」なんて、今じゃ普通は聞けない言葉ですね。「純粋詩人」も既に古の言葉ですが、尊い響きです。

で、そういう方と仕事をさせていただけたのは「歌手として果報に尽きる」と。私、この「果報」っていう言葉が大好きなのでテンション上がりました(←この語彙の落差!笑)。


超有名曲「銭形平次のテーマ」も披露されました。これがめちゃカッコイイのです。リズムも複雑で今聴いてもスタイリッシュ。

「この歌はよく出来ていて、時代劇の主題歌なのに、そんな匂いがしない」と舟木さんの談。この曲を二十歳くらいでレコーディングされたそうです。ご自身で「どう考えても天才!」なんて。会場は笑いに包まれていましたが、本当にそう思います。つくづく凄い時代だったのですねえ。


終盤の選曲テーマについて、「呼べど再び帰り来ぬ、いにしへの幻・・」さらっとこんな言葉を口にされる舟木さん。詩人です。
でもこういう名言以外のところでは駄洒落や楽しいお話を飄々とした語り口で次々と・・それも盛り上げて一方的に笑いを取る、という風ではなくて、常に客席とは阿吽の呼吸なのが凄いところ。


「(昔の歌を唄うと)ステージと客席の間に風が吹く。昭和の風が吹く」。はっとさせられる言葉でした。まさに同時代を生きた、歌手とファンとの・・いえ、もっと対等な、同士とも言える関係をあらわした言葉だと感じ、言い様の無い羨ましさと感動に胸をうたれました。時代が変わろうとも何があろうとも、目先の現象に惑わされることなく、こんな関係でずっと応援していけたなら、どんなに幸せでしょうか。


アンコールを含む最後の数曲は、舟木さんの歌唱もバンドの演奏も素晴らしく、唯一無二のものを目にしていると感じられて自然に涙が出てきました。

 

私は三階席でしたが、幸運にもど真ん中の席で、ステージの舟木さんとはちょうど真正面の位置。おかげで、舟木さんの熱唱と演奏が波動となってビシビシ伝わって来ます。決して比喩ではなく、膝の上に抱えたバックの振動が手に伝わってくるほどでした。これは本当に、最前列で(しかもこの距離感で)しか味わえない至福です。最高でした。


新歌舞伎座の時もそうでしたが、最後は皆さんスタンディングオベーションなのです。全ての人が、というわけではありませんが。私もやりたかったのですが、なにせ三階最前列。立ち上がるだけで落っこちそうになるので諦めました(残念)。


終演後、私がハンカチで涙を拭っているのをお隣のかたがちらちらと気にされてるようでした。目が合うと一言、「良かったねぇ」と。少しお話すると、「あなたみたいな若い(世代の)人が新しくファンになってくれて嬉しいわあ」にこにこしながらそう言ってくださいました。この日、長年のファンの方からこんな風な言葉を二度もかけていただいて、とても嬉しかったのです。

 

来年は芸能生活60周年記念イヤーを迎えられる舟木一夫さん。今後も機会がある限り、舟木さんのステージを拝見したいと思っています。

 

そんなわけで、京都ロームシアタ―での『舟木一夫コンサート2021』。感想をざっくりとですが書かせていただきました。




中澤卓也サマーディナーショー2021(浅草ビューホテル8月28日)

 


歌ごころ#094『街の灯り』堺正章

 



中澤卓也 最新曲『約束』MV

 

 


(最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!)