見出し画像

朝の光(聖書の言葉)

1,2テサロニケ 2017.1.21

1,2テサロニケ 

2017.1.21




1,2テサロニケの手紙は,

再臨の問題を扱っています。


パウロは,

テサロニケで宣教しています。

パウロが,この新しい教会に宛てた,

励まして,

信仰を強めるための手紙です。


イエス・キリストが再び来る

再臨についての教えと,

神をよろこばせる生活について

教えています。


○ ○


1テサロニケ



力と聖霊と強い確信


(1テサロニケ1:5)

「私たちの福音が
あなたがたに伝えられたのは,
ことばだけによったのではなく,
力と聖霊と強い確信
とによったからです。
また,
私たちがあなたがたのところで,
あなたがたのために,
どのようにふるまったかは,
あなたがたが知っています。」


聖書の言葉は,

イエス・キリストご自身だからです。




聖霊と御言葉


(1テサロニケ1:6)

「あなたがたも,
多くの苦難の中で,
聖霊による喜びをもって
みことばを受け入れ,
私たちと主とに
ならう者になりました。」


聖霊の喜びは,

神が信じる者に

迫害や苦しみに耐えるために

与えてくださいました。


そして,

私たちは

「主に倣うものに」なります。




再臨を待ち望む


(1テサロニケ1:10)


「神が死者の中から

よみがえらせなさった御子,

すなわち,

やがて来る御怒りから

私たちを

救い出してくださるイエスが

天から来られるのを

待ち望むようになったか,

それらのことは

他の人々が

言い広めているのです。」


テサロニケの信徒は,

イエス・キリストの再臨を

待っています。


イエス・キリストは

わたしたちを

救ってくださる方です。


イエス・キリストは

十字架につけられ,

復活し,もう一度来られる方です。






福音


(1テサロニケ2:4)

「わたしたちは
神の信任を受けて
福音を託されたので,
人間に喜ばれるためではなく,
わたしたちの心を見分ける
神に喜ばれるように,
福音を語るのである。」


福音とは,良い知らせのことです。

福音は,イエスの教えと,

イエスのもたらす神の国です。

福音を信じる人は

神の国の一員となります。





神の言葉


(1テサロニケ2:13)

「こういうわけで,
私たちとしてもまた,
絶えず神に感謝しています。
あなたがたは,
私たちから神の使信のことばを
受けたとき,
それを
人間のことばとしてではなく,
事実どおりに神のことばとして
受け入れてくれたからです。
この神のことばは,
信じているあなたがたのうちに
働いているのです。」


パウロの語った言葉は,

神からのものです。

そして,神の言葉は,

私たちの心の内に働かれます。


(1テサロニケ2:14)

「兄弟たち。
あなたがたはユダヤの,
キリスト・イエスにある
神の諸教会に
ならう者となったのです。
彼らがユダヤ人に
苦しめられたのと同じように,
あなたがたも自分の国の人に
苦しめられたのです。」


苦しみの意味は,

イエス・キリストの内にあります。






感謝


(1テサロニケ3:8,9)

「あなたがたが主にあって
堅く立っていてくれるなら,
私たちは今,生きがいがあります。
私たちの神の御前にあって,
あなたがたのことで喜んでいる
私たちの
このすべての喜びのために,
神にどんな感謝を
ささげたらよいでしょう。」



(1テサロニケ3:4-9)

「あなたがたのところにいたとき,
私たちは苦難に会うようになる,
と前もって言っておいたのですが,
それが,ご承知のとおり,
はたして事実となったのです。
そういうわけで,
私も,あれ以上はがまんができず,
また誘惑者が
あなたがたを誘惑して,
私たちの労苦が
むだになるようなことが
あってはいけないと思って,
あなたがたの信仰を知るために,
彼を遣わしたのです。
ところが,
今テモテがあなたがたのところから
私たちのもとに帰って来て,
あなたがたの信仰と愛について
良い知らせを
もたらしてくれました。
また,あなたがたが,
いつも私たちのことを
親切に考えていて,
私たちがあなたがたに
会いたいと思うように,
あなたがたも,
しきりに私たちに
会いたがっていることを,
知らせてくれました。
このようなわけで,兄弟たち。
私たちはあらゆる苦しみと
患難のうちにも,
あなたがたのことでは,
その信仰によって,
慰めを受けました。
あなたがたが主にあって
堅く立っていてくれるなら,
私たちは今,生きがいがあります。
私たちの神の御前にあって,
あなたがたのことで喜んでいる
私たちの
このすべての喜びのために,
神にどんな感謝を
ささげたらよいでしょう。」






不法の者が現れる


(2テサロニケ2:8-10)

「その時になると,
不法の人が現れますが,
主は御口の息をもって彼を殺し,
来臨の輝きをもって
滅ぼしてしまわれます。
不法の人の到来は,
サタンの働きによるのであって,
あらゆる偽りの力,しるし,
不思議がそれに伴い,
また,滅びる人たちに対する
あらゆる悪の欺きが行われます。
なぜなら,彼らは救われるために
真理への愛を
受け入れなかったからです。」


再臨の前に

不法の者が現れることは,

イエスの約束,預言でした。






パウロの祈り


(1テサロニケ3:11-13)

「どうか,
私たちの父なる神であり,
また私たちの
主イエスである方ご自身が,
私たちの道を開いて,
あなたがたのところに
行かせてくださいますように。
また,
私たちがあなたがたを
愛しているように,
あなたがたの互いの間の愛を,
またすべての人に対する
愛を増させ,
満ちあふれさせて
くださいますように。
また,あなたがたの心を強め,
私たちの主イエスが
ご自分のすべての聖徒とともに
再び来られるとき,
私たちの父なる神の御前で,
聖く,
責められるところのない者として
くださいますように。」


パウロは,お互いに愛し合うこと,

再臨のとき,

聖くされることを望みます。






聖霊が清くする 


(1テサロニケ4:7,8)

「神がわたしたちを召されたのは,
汚れたことをするためではなく,
清くなるためである。
こういうわけであるから,
これらの警告を拒む者は,
人を拒むのではなく,
聖霊をあなたがたの心に賜わる
神を拒むのである。」 


神は私たちに聖霊を与えて,

清くしてくださいます。




神に喜ばれる生活


(1テサロニケ4:11)

「そして,
わたしたちが命じておいたように,
落ち着いた生活をし,
自分の仕事に励み,
自分の手で
働くように努めなさい。」



●●●


再臨 


(1テサロニケ4:16,17)

「主は,号令と,
御使いのかしらの声と,
神のラッパの響きのうちに,
ご自身天から下って来られます。
それからキリストにある死者が,
まず初めによみがえり,
次に,生き残っている私たちが,
たちまち彼らといっしょに
雲の中に一挙に引き上げられ,
空中で主と会うのです。
このようにして,私たちは,
いつまでも主とともに
いることになります。」


テサロニケの教会では,

キリストがまもなく

再臨するのだから,

働く必要はないと

考える者がいました。


すでに死んだ者は

キリストの再臨に

与かることがないと考え,

悲しむ者がいました。


キリストの再臨以前に

死んだ信者は,

再臨の祝福に

与かれないのではないかという

誤解に答えるために,

パウロは答えました。


再臨のときは,

主の再臨,

次に主にあって死んだ人の復活,

最後に生きていて信じる者が

共に主に引き上げられます。




再臨を待つ 


(1テサロニケ5:6,7)

「ですから,
ほかの人々のように
眠っていないで,
目をさまして,
慎み深くしていましょう。
眠る者は夜眠り,
酔う者は夜酔うからです。」



6節の「眠るは」,

霊的に無感覚てきなことを意味し,


7節の「眠る」は,

肉体的な眠りです。


イエス・キリストを信じるものは,

主が再び来られることを待って,

目をさましていなければ

なりません。




新聖歌の148(聖歌622)

「夕べ雲焼(や)くる 

空をみれば

主の来(き)たり給う 

日のしのばる

ああ神の前に 

われ勤(いそ)しまん

業(ごう)終(や)むる時の 

間近(まぢか)き今」


●●


喜び,祈り,感謝

(1テサロニケ5:16-18) 

「いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について,
感謝しなさい。
これが,キリスト・イエスにあって
神があなたがたに
望んでおられることです。」


パウロの勧めは,

信仰生活への

アドバイスになっています。




  •  ○



2テサロニケ


パウロは

テサロニケの教会に

宛てて書きました。

教会を励ますために,

再臨についての質問に

答えるために書きました。




キリスト再臨の希望

(2テサロニケ1:7)

「苦しめられている
あなたがたには,
私たちとともに,
報いとして
安息を与えてくださることは,
神にとって正しいことなのです。
そのことは,
主イエスが,炎の中に,
力ある御使いたちを従えて
天から現われるときに
起こります。」


キリストの再臨のとき,

慰めが与えられます。


そして,「主の御顔の前」に立ち,

「その御力の栄光」(1:9)

を受けます。


しかし,信じない者には

永遠の滅びの刑罰があります。


(2テサロニケ1:8,9)

「そのとき主は,
神を知らない人々や,
私たちの主イエスの福音に
従わない人々に報復されます。
そのような人々は,
主の御顔の前と
その御力の栄光から退けられて,
永遠の滅びの刑罰を
受けるのです。」


再臨の前に不法の者が現れることは,

イエスの約束であり,

預言でありました。




信じる者の希望

(2テサロニケ2:16-17)

「どうか,
私たちの主イエス・キリストと,
私たちの父なる神,
すなわち,私たちを愛し,
恵みによって永遠の慰めと
すばらしい望みとを
与えてくださった方ご自身が,
あらゆる良いわざと
ことばとに進むよう,
あなたがたの心を慰め,
強めてくださいますように。」





怠惰な生活を戒める

(2テサロニケ3:12)

「こういう人たちには,
主イエス・キリストによって,
命じ,また勧めます。
静かに仕事をし,
自分で得たパンを食べなさい。」


再臨の前にして,

怠惰な生活をしてはいけないこと,

落ち着いた生活をすることを

勧めます。


(2テサロニケ3:6)

「兄弟たちよ。
主イエス・キリストの
御名によって命じます。
締まりのない歩み方をして
私たちから受けた言い伝えに
従わないでいる,
すべての兄弟たちから
離れていなさい。」




静かに仕事をする


(2テサロニケ3:6)

「兄弟たちよ。

主イエス・キリストの御名によって

命じます。

締まりのない歩み方をして

私たちから受けた言い伝えに

従わないでいる,

すべての兄弟たちから

離れていなさい。」




(2テサロニケ3:12)

「こういう人たちには,
主イエス・キリストによって,
命じ,また勧めます。
静かに仕事をし,
自分で得たパンを食べなさい。」


テサロニケの教会では,

再臨がすぐに来るのだから,

働かなくてよいと

考える者がいました。


再臨を前にして,

私たちは

怠惰な生活をしてはならないこと,

落ち着いてしごとをすることを

勧めます。



2017.1.21

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テサロニケ人への手紙 第1」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事