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睡眠薬の使用をやめたい! (3)夜間頻尿 [高齢者夜間頻尿を脱するために]

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私が、眠剤を使うきっかけになったのは、高齢になってからの夜間頻尿でした。

睡眠不足の毎日が続き辛い時期に、たまたま腰痛を発症して、病院で処方された鎮痛剤で久々に熟睡を味わうことが出来た。

その後も夜間頻尿による睡眠不足と心身不調が続いたことから、ついつい、睡眠導入剤に頼るようになってしまったのです。

医師に不眠の苦痛を強く訴え、無理に頼み込んで処方してもらったのは非ベンゾジアゼピン系眠剤マイスリー。
ベンゾジアゼピンの欠点を改良して開発されたとされている。

寝入りばなの2時間だけ有効な超短期反応型の最小錠剤(5mg)で、薬効は短時間で消えて後に影響を引かない実績から、低リスク治療用睡眠導入剤として医院で普通に処方されてきた。

眠剤を出してもらうのに30日ごとに受診する必要があることから、連続服用に副作用のリスクを内包することをうすうす想像できても、深刻な睡眠不足から開放されて正常な日常生活を取り戻すためには、通院しながらの必要最小限度の眠剤摂取は不可欠なものになっていた。

化学合成された薬剤は、必要とする薬効と多少の副作用を併せ持つ宿命にある。
医師は患者の病状の深刻度と薬剤の副作用リスクとを秤量しながら、薬剤を処方して、症状の回復を図る。

快楽を求める麻薬と違い眠剤は患者の深刻なQOL低下を救済する低リスクの必要悪と割り切っていた。

ところがである、週刊現代の新聞広告記事を見て震え上がった!

「使い続けるとあなたの身体と能に起きる異変の数々!

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コンビ二で買い求めた雑誌を手にして、その「おどろおどろした内容に」怯えかえる!

もはやどこまでが真実なのかボーゼン 自失・・・・・・・

e検索すると

「 ・超短時間型、短時間型の睡眠薬は瞬間薬効が強い分、連続服用は薬物依存の危険が増す」
超短時間型、短時間型の睡眠薬は、依存が起こりやすい
ベンゾジアゼピン系睡眠剤の欠点を改良して
1980年代に、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬が登場したが、ほとんどの臨床試験が安全性と有効性が数週間までしか検証されていない[31]。後に、睡眠薬の使用が死亡の危険性を増加させるという報告がいくつかなされた[31]。 非ベンゾジアゼピン系が、有効性、不眠症を十分に改善できないことや、安全性、昼間の倦怠感や、健忘といった認知機能への影響、転倒、骨折、事故、薬物耐性や依存において、ベンゾジアゼピン系と差が見られずに疑問が呈されている[3]。非ベンゾジアゼピン系であっても、現今の日本の不審死から検出される[25]。 」

これは参ったな~

超短時間型眠剤のほうが薬物依存が起こり易いなんて~(タラリ冷や汗!)

そういわれてみると

ここ半年の倦怠感、無気力感、脱力感、体調不良は、依存性眠剤の副作用だったのかも~

焦って、即刻、服用中止と思ったが、急に断薬すると禁断症状に近い激しい副作用が出るという。

睡眠導入剤を辞めるには、大げさに言えば、麻薬中毒治療に似た計画的な減薬が不可欠なようです。

しかし、自分から処方を申し出て、反復服用してきた経緯からして、減薬方法もある程度自分から申し出せざるを得ないだろう。
そこで
減薬方法を考える

1.具体的に減薬方法を検討する。

(1)  依存が起こりにくい睡眠薬に切り替える。

もともと、夜間頻尿による睡眠不足が原因の眠剤摂取だったので、原因が解決していない現在、摂取の眠剤をいきなり減薬したり止めてしまうと地獄に逆戻りです。
せめて、緩やかに減薬しながら、依存が起こりにくい睡眠薬(ベルソムラ)に乗り換えて行くことしようと思う。

ベルソムラ
薬物依存性がない最新のオレキシン系睡眠薬、ロゼレムと比べ睡眠導入効果と持続性に優る。
欠点は、持続時間が」長いことから、日中に眠気が残ることがある。

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リボトリール ベンゾ系 ピーク 2時間  半減 27時間

(2)使用中のマイスリーを少量ずつ長い時間をかけて減薬する。

急激に減薬すると減薬や断薬の過程で、反跳性不眠とか離脱性症状と言われる激しい禁断症状を呈することが知られており、そのとき受ける心身ダメージで、再度減薬することが精神的に非常に困難な状態に陥るという。

絶対に断薬に失敗はしたくないので、減薬は4分の1錠ずつ、長い時間をかけて禁断症状が出ないように注意しながら、慎重に減薬して行くことにします。

時間をかけ、マイスリーを半分に減薬した時点で、ベンソムラの併用を開始する予定。

両方の睡眠薬を併用しながら、マイスリーを更に減薬して、

最終的に、薬剤依存せいのあるマイスリーを断薬するのが出来たらベストです。

その、減薬の経過については、次回以降にレポートしていくことにします。

続く





(依存が起こりにくい睡眠薬 情報)
ベンゾジアゼピン系睡眠薬、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べて、メラトニン受容体作動薬のロゼレムやオレキシン受容体拮抗薬のベルソムラは、依存が起こりにくい睡眠薬です。

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https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/sleeping-drug/about-sleeping-drug/

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ベルソムラについては、覚醒に関与して神経伝達物質オレキシンの受容体への結合を邪魔することで、覚醒レベルを落とし、眠気を起こす睡眠薬です。こちらもGABA系には全く関与しませんので、依存が起こりにくいです。ただ、覚醒に関与しているオレキシンの働きを抑えるため、突然の睡魔に襲われるナルコレプシーと似たような症状が出ることもあると言われていますが、発売から3年近く経過していますが、現在のところベルソムラでナルコレプシーの症状が起こったという報告は出ていません。

睡眠薬をやめたい!睡眠薬の依存性と服用・減薬の注意点を解説
https://www.kusurinomadoguchi.com/column/hypnotic-dependence-11961/
マイスリー(ゾルピデム)
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/zolpidem/about-zolpidem/
美原泌尿器 夜間頻尿対策
http://medicalpage.net/report/archives/451
健康ジャーナル
https://www.minyu-net.com/kenkou/meandyou/FM20180120-236830.php
マイスリーのやめ方(減薬・断薬の方法)
https://mentalsupli.com/medication/sleeping-drug/zolpidem/zpd-deprivation/
マイスリー断薬の新常識 生活習慣より大事なこと
https://睡眠薬断薬.net/?p=739
ロゼレム、ベルソムラ
https://www.kawamotoganka.com/blog/2834/

ロゼレム、ベルソムラ、ルネスタ(西荻聖和クリニック)
https://www.nishiogi-seiwa.com/archives/1101
 
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マイスリーからベルソムラに乗り換える
http://www.stellamate-clinic.org/blog/2015/12/148201512-1242142.html

ベルソムラの効果と副作用
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/suvorexant/about-suvorexant/

抗てんかん薬リボトリール
https://mentalsupli.com/medication/minor-tranquilizer/clonazepam/cnz-side/


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