メリットは時短じゃない?電気圧力鍋の本当のメリットをピックアップ。

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こんにちは。まるじまです。

よく「時短家電」として紹介されている電気圧力鍋ですが、
時短になっているかと言われると、自信を持って「はい!」とも言えない感じです。

じゃあ「電気圧力鍋を使うメリットってなに?」
というのをまとめました。

・食材にしっかり火が通る
・調理中の匂いが広がらない
・目を離しても安全

目次

時短にはならない・・・?

ガスコンロで使う圧力鍋と同じで、加圧時間というものがあります。
よく3分、5分という時間が記載されています。

「たった3分でできるの?!」
って思ってしまいそうですが、そうではありません。

電気圧力鍋には加圧時間に加えて、
・加熱時間
・減圧時間

が必要になります。

つまり、調理に使う時間は
加圧時間加熱時間減圧時間
の合計時間になります。

例えば、加圧時間5分の料理なら
加圧時間5分加熱時間10分減圧時間30分
で、合計45分程度かかります。

多少は短くなります

ではまったく時短にならないか、というと
そうでもありません。

ガスコンロ電気圧力鍋
カレー約50分約40分(加圧5分)
肉じゃが約60分約30分(加圧5分)
ふろふき大根約70分約40分(加圧10分)
豚の角煮約120分約40分(加圧10分×2回)
炊飯約60分約30分(加圧1分)

ガスコンロ調理の時間はクックパッドさん(https://cookpad.com/)を参考にしています。

料理次第ということもあって、劇的に短くなる料理もありますが
10分〜30分程度かな、という印象です。

使って感じるメリットは

しっかり火が通る

同じ時間をかけた場合を比較すると、しっかり火が通ります。

ガスコンロで30分煮込むのと、電気圧力鍋でトータル30分調理した時の
火の通り方が違います。

特に根菜類(大根、ゴボウなど)を調理したときに感じます。

大根を鍋で30分調理する場合、
ガスコンロでは火が通って透明になっていますが、箸で切るにはまだ硬さがあります。

しかし電気圧力鍋だと、30分で箸で簡単に切れてしまうくらい柔らかく、さらに味もしっかり染みています。

においや水蒸気がキッチンに広がらない

密閉された状態で調理するので、においや水蒸気がキッチンに広がりにくいのもメリットです。

ニンニクや生姜など、においが強い食材を使う煮込み料理にはぴったりです。

また、最近の物件はLDKの物件が多くなってきています。
リビングとキッチンが同じ部屋にあるので、調理中のにおいがリビングに広がってしまいます。

においの広がりを抑えられる電気圧力鍋はオススメです。

目を離せる

ガスコンロで煮込み料理をする時、完全に目を離すことができません。

・火力の調整をしなければならない
・水を継ぎ足ししないといけない

また、子供がいる家庭だと

・子供が調理中の鍋に近づき火傷する
・子供に気を取られて加熱し過ぎ、鍋を焦がしてしまう

ことも考えられます。

長時間の調理だとどうしても気にしなければならず、ストレスになります。
調理と並行して別なことに集中できないのも、もったいないと感じるかもしれません。

電気圧力鍋ならまず、

火加減は自動で調整してくれます。ガスコンロのように
沸騰するまで強火、沸騰したら弱火
という調整が必要ありません。

また設定した時間だけ加熱し、終われば自動的に保温(またはOFF)へ切り替えてくれます。
これによって火を通し過ぎる、鍋を焦がすなどの心配がなくなります。

次に水の継ぎ足しですが、基本必要ありません。

というのも密閉状態での調理なので、水分が蒸発していきにくいためです。

最後に

私としては、時短家電というより時間が有効活用できる家電、といった印象です。
代わりに美味しく料理を作っておいてくれる、という感じでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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