BUZZAP 2020年4月27日16:10by深海 『アベノマスク調達先4社目の「株式会社ユースビオ」、完全に正体不明でした』によると、確かに怪しい会社です。
この会社は国税庁データベースによると、
商号又は名称 株式会社ユースビオ
法人番号 2380001028430
法人種別 株式会社
郵便番号 〒960-8074
国内所在地(1行表示) 福島県福島市西中央5丁目54番6号
更新年月日 2017年09月04日
変更年月日 2017年08月30日
法人番号指定年月日 2017年08月30日 (=新規登録)
これ以上は分かりません。しかし、BUZZAPには同社所在地を撮影した写真も載っており、しょぼい事務所風の建物に入っているようです。
新設法人リストを無料で公開する FOUNDED-TODAY 社データには、私も確認しましたが会社の内容が全く載っていません。
代表者名 代表者名はまだ登録されていません
電話番号 電話番号はまだ登録されていません
メールアドレス メールアドレスはまだ登録されていません
ホームページ ホームページはまだ登録されていません
事業内容 事業内容はまだ登録されていません
こんな正体不明の、登録2年ちょっとの会社が、国との数億円もの契約ができるということがおかしい。国の発注を受けるにはまず業務区分別の登録が必要で、さらに実績を問われます。代表者名もわからないような会社が、そんなことができるはずはありません。
Buzzfeed Ryosuke Kamba氏によると、代表者が語るには、ユースビオはもともと、ベトナムからバイオマス発電用の木質ペレットを輸入する事業を展開している。「ベトナムマスク」と呼ばれる布製の立体型マスクを大量生産するメドが立ったため、地元の福島県や隣接する山形県への納品を模索。途中で政府が一括購入する方針が決まったことから、国と契約したという。
しかし安倍パンプキンがマスク配布を宣言したのは4月1日。そこへお誂え向きにベトナムマスクの新規売り込みを図った業者が飛び込んで、推定単価約130円、契約枚数350万枚、総額約4億円の契約を勝ち取ったというわけです。4月1日の宣言後に契約したとすれば、4月下旬の配布までわずか2~3週間。その間に、木質ペレット輸入会社がまるで分野違いのマスクの業者登録も終わっていることになります。話ができすぎです。
小学校用地払い下げ、桜を見る会、東京高検検事長、そして今度はマスク疑惑。コロナ対策の不手際は周知のとおり。いやはや、安倍パンプキンは疑惑づくりが上手いですね。それが人気の秘密ですか?