先週は茶道のお稽古がお休みだったため、昨日は二週間ぶりのお稽古でした。
仕事上のことで心が乱れたまま迎えた週末。
ダメですね~
着付けは手間取り2時間もかかった上、帯まで結べず脱ぎ捨ててお稽古へ。
なんと、帛紗もお懐紙、お稽古帳まで忘れて。
お点前もボロボロ。
帰宅後、もう一度チャレンジ。
でも夜中の自主練が功をなしたのか、「裾つぼまり」が少しできていました。前からみたらよくわかりませんが、後ろから見ると、右側に赤色(胴裏)が三角形に見えました! 上前の裾も本当は少し上に上がった方がいいのですけどね。これは次の課題。
そして下前をぐっと巻き込んだせいか、正座しても前がはだけないようになりました。ちょっと上達したのかな?
この着物、背中心が曲がっているのが一目瞭然になってしまう柄でした。いいような悪いような。。。自分では好きな柄だったのですが、いざ着てみるとあまり似合っていないような好きになれず。
心の乱れの所為なのか?
落ち込んでいる暇ないので、一日も早く厄を取り除いて前に進まないといけないんですけどね。
と思ってお稽古に参ったら私の心にドンピシャな掛け軸がかけられていました。
百花為誰開
百花誰が為に開く(ひゃっかたがためにひらく)
「花はなぜ、誰の為に咲くのか」
花々は誰のためでもなく、ただ季節がきて咲くだけである。何も褒められることも見返りも求めず、ただ咲くだけである。
私達は「これだけやってあげたのに、これだけやったのに、御礼も言われない、褒められない、結果が出ない」と見返りを求めることが多々ある。
そうではなく、「ただ自分がしたいからするだけ」という姿勢を謙虚に持たないといけない。そういう意味でしょうか。禅語なので人それぞれの意味があるのですが。
私自身で考えると、子供たちに「ママは今まで一生懸命子育てしたのに。小さいときから英語習わせたでしょう?」と言ってしまうことがしばしば。仕事面でも「これだけ頑張っているのになぜ結果がでない。なぜ○○に負ける?」とモヤモヤ。
お稽古から帰って、正直に子供らに話しました。
子どもらは「ママが言いたいこと分かる。でも成績悪いのは僕の所為だから」
私より上行ってる。。。
私も念のため言いました。
「ママはただただ、貴方達が可愛いから大事だから一生懸命子育てしているだけだから。誰のためでもないからね。仕事も生活のためもあるけど、好きでやっているだけだから」
なんだか最近のモヤモヤが少し晴れたような前に進めそうな気がしました。
今月の都合により、続けて今日もお稽古です。
気持ちを切り替えてお稽古に行こうと思います。
それではまた。