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『インカムゲイン』と『キャピタルゲイン』の違いとは?【わかりやすく解説】

[box class="blue_box" title="本記事の内容"]

・インカムゲインとキャピタルゲインの違い

・インカムゲインとキャピタルゲインを得る方法

・『本当の資産』であるインカムゲインを増やす

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『インカムゲイン』と『キャピタルゲイン』

 

『インカムゲイン』『キャピタルゲイン』は、どちらも資産運用で得られる利益のことをいいます。

 

『インカムゲイン』と『キャピタルゲイン』の違いをシンプルにいえば

インカムゲイン = 資産を保有することで得られるリターン

キャピタルゲイン = 資産を売却することで得られるリターン

 

であり、株式投資を例に図にまとめるとこうなります。

 

 

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インカムゲインの例

 

インカムゲイン(資産を保有することによって継続的に得られる利益)には以下のような種類があります。

 

株主への配当や株主優待

不動産所有者への地代

FX(外国為替取引)のスワップポイント

投資信託の分配金

 

インカムゲインのメリットは、資産価格の変動に影響を受けずに継続的な収入を得られることです。

 

一方でインカムゲインのデメリットは、持っている資産が小さいと得られる利益も小さくなってしまうことです。

 

キャピタルゲインの例

 

一方でキャピタルゲイン(資産を売却することで得られる利益)には以下のような種類があります。

 

株式の売却益

不動産の売却益

外貨の売却益

債券の売却益

 

キャピタルゲインのメリットは、資産価格が大きく上昇すれば大きな収入を得られることです。

 

一方でキャピタルゲインのデメリットは、資産価格が下落すれば損をするリスクがあることです。

 

『インカムゲイン』と『キャピタルゲイン』を得る方法

 

結論からいえば、インカムゲインとキャピタルゲインを得る方法はシンプルで、『資産』を持つことです。

 

ここでいう資産とは、下記のような資産です。

 

・株式・不動産・投資信託・債券・外貨

 

それぞれざっくりと解説します。

 

①:株式

 

株式では株主への配当と株主優待からインカムゲイン、株価の値上がりによってキャピタルゲインを得ることができます。

 

株式投資は一般的にはハイリスクなイメージがありますが、投資する市場や企業によってリスクとリターンは大きく変わります。

 

株式投資は、資金さえあれば比較的簡単にインカムゲインを得ることができます、

 

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②:不動産

 

不動産では、土地や建物の賃料がインカムゲイン、不動産価格の値上がりによってキャピタルゲインを得ることができます。

 

不動産投資は、売買や賃貸の契約への時間やまとまった資金も必要となることがほとんどですから上級者向けといえます。

 

最近では、ワンルームマンションを購入して賃料を得るものや、REIT(不動産投資信託)を使って簡単に不動産投資を始められる方法も人気がでてきています。

 

③:投資信託

 

投資信託では、分配金がインカムゲイン、値上がりした投資信託の売却によってキャピタルゲインを得ることができます。

 

投資信託は、その名のとおりで『投資』をプロに『信託』するので初心者でも始めやすい投資といえます。

 

また投資信託は一般的に幅広い銘柄に分散投資をした商品ですから、比較的リスクも低い投資といえます。

 

④:債券

 

債券は、利息をインカムゲイン、償還や途中売却によってキャピタルゲインを得ることができます。

 

債券には、以下のような種類があります。

・国債・社債・外国債券・外貨建て債

 

債券は、償還日までの間に価格が変動しても償還日を迎えると額面金額が戻ってきますから、かなりローリスクな資産といえます。

 

とはいえ発行元が倒産してしまえば額面金額の返済は保証されませんので、現状では日本国債が安全性では突出しているといえます。

 

⑤:外貨

 

外貨は、金利をインカムゲイン、価格の値上がりした外貨の売却によってキャピタルゲインを得ることができます。

 

FX(外国為替証拠金取引)では、外貨の金利差による利益をスワップポイントとして受け取ることができます。

 

FXは、証拠金を元手にしてその何倍ものお金で取引をできるため、資金が少ない人でも大きなリターンを狙える一方で、大きな損失を被るリスクもあります。

 

リスク管理をおこないながら取引ができる人には向いている取引といえます。

 

 

インカムゲインは『本当の資産』

 

本記事の最後に『資産』を明確に定義しておきます。

 

結論からいえば、資産とはあなたのポケットにお金をいれてくれるもののことです。

 

これは『金持ち父さん貧乏父さん』の著者であるロバート・キヨサキ氏による資産の定義です。

 

 

たとえば一般的に資産とよばれているもは、貸借対照表(バランスシート)の左側に記載されています。

 

 

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企業のバランスシートの資産には、現金や預金、有価証券から固定資産まで幅広く記載されますが、私たちの家計(人生)においての資産は少しちがいます。

 

例えば私たちが持っている代表的な固定資産には、持ち家や車などがあります。

 

しかし、私たちにとっての持ち家や車はロバートキヨサキ氏に言わせれば資産ではなく負債なのです。

 

なぜなら、持ち家も車もローン返済や納税といったかたちで私たちのポケットからお金を奪っていくからです。

 

また、いざローンの返済が滞ったとしても資産を売ればいいと考えている人も多いですが、家も車も使えば使うほどに価値は暴落していきます。

 

人々は資産だと思って負債を買ってしまう傾向がありますが、本当の資産はあなたのポケットにお金を入れてくれるものです。

 

つまり本当の資産とは、インカムゲインが発生する資産のことなのです。

 

ロバート・キョサキ氏は、経済的な豊かさを手に入れてお金持ちになるには、『あなたのポケットからお金を奪っていく負債』は買わずに『本当の資産』を買い続けることが必要だといいます。

 

インカムゲイン(資産を保有するだけで得られる利益)を言い換えると『労働をしなくても入ってくる利益』のことです。

 

もちろんキャピタルゲインも無視できないほど重要ですが、将来を見据えて資産を運用する時には、インカムゲインの大きさに着目してみることをおすすめします。

 

 

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コウタ

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