技・心・体の順番が良さそう

こんにちは。
何かと慌ただしい時期になってきました。

先日のフリーコンサートから大阪出張を終え、レッスンが迫ってきて練習に追われ始めました。
追われるって良くないと思いますが、少しだけでも毎日弾いているのはレッスンのおかげですね。
さて、今日は阪神タイガース岡田彰布さんの言葉を引用して。

技術を身につける過程で身につく体力と心のゆとり

今秋から阪神タイガースの監督が岡田彰布さんとなり、私としては1985年(当時小2)の再来を期待しています。

高知県安芸市では3年ぶりに秋季キャンプが行われ、監督・コーチ陣によって今年も失策数リーグワースト1だった守備を鍛え直し、主軸選手のバッティング改善に取り組まれてります。そんな中、次のように岡田さんがコメントされていました。

まずは技術よ。“心技体”やなくて“技心体”や。技術を付けるために練習したら体力なんてつくやん。技術があれば心にも余裕ができる。

プロ野球選手にとってシーズンが終わった秋は、体力も充実いていて技術力の向上を一番望める時期なんだそうです。だから、この時期に基礎の徹底と少しの工夫によって飛躍的に進化できるそうです。

出張からちょっと寄り道の安芸w

基礎的な技術はすでに身についているプロの集団に、改めて基礎の徹底を求めることは、少しいい加減になってしまった部分を修正したり、当たり前のことを当たり前にできるようになるためだとか。

そのことによって、既に身についていることや新しい技術に対して、より自信をもてるようになると。

そう、これって私もギターで感じていました。
いつも本番で不安になるところって、単にツメの甘さだったり、技術的に追いついていない部分だったりします。速いパッセージで弾ききれないのって、結局のところ速く指を動かすっていう基礎的な技術が足りてないので、間違えたり他に悪影響が出てしまったりするんですよね。

私なんかは、プロ野球選手のキャンプと違ってまだまだ基礎力が足りませんから、普段の基礎練がいかに大事かようやくわかってきてます。

基礎練習に取り組んだ時間の総量が演奏をよくする

別の動画で、ギタリストの方が次のような内容のことを話されていました。

”とうやれば上手く弾けるようになりますか?”といろんな人に教えてもらってきたけれど、みんなが言ってくれたことをまとめると、シンプルなスケールの練習にどれだけきちんと取り組んだのかということ。その蓄積、かけた時間が上達するコツだった。

幼少期からギターを弾いている人に勝てないと思うことはよくあります。今まで、センスや若さのためだと思っていましたが、それはごく一部でしょうね。たぶん、幼少期から徹底的に基礎の練習を何度も何度もやってきて積み重ねてきた量が、大人になってからましてや40歳を過ぎてから始めた私なんかの量とは比較にならないんでしょうね。

だからと言って、もう今からじゃ間に合わないのかと言われれば、決してそうでもないので地道にメトロノームと一緒にやっていくしかないですよね。

4年前にレッスンを始めた時と今は全く違う感覚があります。その時よりも指はかなり滑らかに動くようになりましたし、速さも強さも出てきました。ここからもう1年、また1年と続けていくことの変化が楽しみです。

焦る気持ちもありますけど、地味にやりましょう。
この内容に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、取り組んでくださると嬉しいです。

そして、どこかでご一緒する機会がありましたら、御声掛けください。