エゾアカガエル 閲覧注意【野食】
今回は実際のサバイバル環境下での現実を少しだけお伝えしたいと思いますが、生き物をシメる画像がありますので苦手な方は上のバナーをポチッとだけして流し読みしてくださぁい(笑)
どうも、サバイバル愛好家のワンパクですぅ
生き物は、他の生き物の命を奪うことでしか命を保つことはできないことはわかっているつもりだけど、やはりその命を奪う瞬間には、いつもどこかにうしろめたさがありますね
それがたとえどんなに小さな生き物でも…
他の生き物に命を奪われる環境にいない『人間』は、命を奪うというその行為に正当性を見出せるわけはないのだから
仮にその正当性を掲げる者がいるとすれば、それは人間の驕りか開き直りでしかない
食糧、製薬、実験…どんなに文明が発達しようとも、人間の生活は他の生き物の犠牲のうえに成り立っていることを忘れてはいけない
ワンパクにとってサバイバルは、そんな本質的なことを肌で感じさせてくれる場であり、だからこそ命を削るようなリスクを負う覚悟は常にもっている
↓↓リスク満載サバイバルはこちら↓↓
エゾアカガエル(アイヌ語:テレケプ)
学名の種小名にアイヌ語で「美しい」「良い」という意味の『ピリカ』の名を冠する北海道固有種のカエル
本来、北海道に生息するカエルはこの【エゾアカガエル】と【ニホンアマガエル】の2種類のみ
アイヌ語でこのカエルを指す『テレケプ』は「跳ぶもの」の意
最近は国内外来種として北海道には生息していなかった【アヅマヒキガエル】が道南地方に流入して生息域を広げており、このアヅマヒキガエルは毒を持つことから、そのオタマジャクシの死骸を食べた雑食性であるエゾアカガエルが死亡するという研究結果もある
サバイバル環境下の食糧
狩猟期間外でワンパクがサバイバルにおいて摂取する主な動物性タンパク質は、
魚が三割、
水生生物が三割、
ヘビやトカゲ、カエルが二割
虫が一割、
動物の屍肉が一割です
↓↓屍肉を喰らう記事はこちらから↓↓
もちろん狩猟期間は自由猟具狩った動物や鳥の新鮮な肉を食べてます
安定して確保できる食糧は、やはり虫ですが腹の足しにはなりませんね
…
大丈夫?
引いちゃってない?
でもこれがサバイバルの現実
エゾアカガエルの捌き方
まずはカエルを捕まえチャウ☆
メスのエゾアカガエルですね
エゾアカガエルはオスとメスでは大きさにだいぶ違いがあるので分かりやすいんですよ
目と目の間の少し後ろにナイフなどを突き刺してシメます
画像のジャングルマチェーテのような大型刃物でなくて構いません
シメました
固いものに叩きつけてシメる方法もありますが、皮を剥ぐ際に結局切れ込みを入れるので、刃物で一発で仕留めましょう
シメた部分から皮を脱がせるように剥いでいきます
ほら、キレイに剥けるでしょ?
指の先までキレイに剥いたら、通常は内臓を取り出しますが、ワンパクは全部食べちゃう派
エゾアカガエルには皮に毒はないので捌くのは簡単ですが、アヅマヒキガエルのように皮に毒があるカエルの場合は、カエルの肉に皮がくっつかないように丁寧に剥ぎましょう☆
肉が苦くなっちゃいますからね!
エゾアカガエルの食べ方
カエルを食べる場合は、必ずよく火を通してくださいね
オタマジャクシを食べる場合は、絶対に内臓を取り出してから火を通してください
内臓がすごく臭いので、不味くなりますよ
寄生虫がいる可能性もあるので、頭までしっかり焼きます
ほら、美味しそう☆
両生類は肋骨が軟骨で出来ているので、骨まで全部食べることができます
カエルもオタマジャクシもとても良い出汁が取れるので、スープもオススメです
DIG IN!!
すごい汗でしょ?
画像的には熱帯のジャングルにいるかのようですが、実際は道東の湿地で気温は18度(笑)
Tシャツの色が変わるくらい汗をかいていますが、ワンパクのような道具をほとんど持たないサバイバルは、何をするにも労力と時間が必要です
湿地での長時間の移動と火溝式で火を熾したため、こんなに汗かいちゃってます
『ゲテモノ』とか『野蛮』だって思うかもしれないけど、カエルやヘビはすごく美味しい☆
『美味しい』ってことはすごく重要で、文明社会に生まれた人間にとってその味覚は、とても文化的な要素を感じる瞬間であって、極限の状況であっても心に余裕が生まれるんです
『お金』が価値として意味を成さないような大規模な災害に遭ったら、みなさんはどうやって食糧を調達しますか?
どうやって水を得、火を熾しますか?
貨幣経済の流通により『お金』という価値にしがみついたことによって失ってしまった、人間として本来持っている広い視野をサバイバルは取り戻してくれるとワンパクは信じています