【ヴィンセントが教えてくれたこと】あらすじと感想

評価：★★★☆☆

【あらすじ】

酒にギャンブル、借金まみれ…
皆からけむたがられているジジイ・ヴィンセントの家の隣に
小学生のオリバーとその母親が引っ越ししてきた。

ヴィンセントは成り行きでオリバーの放課後の世話をすることになったが
ケンカの仕方を教えたり
競馬場やバーに連れて行ったりと
やることはハチャメチャ。
それでも不思議と二人の間に友情が芽生え…



【感想】

酒にたばこに女にギャンブルに借金…
ヴィンセントのじいさんのこれ以上はないようなダメ人間ぷりに
前半は少々イラっとくるシーンも多い。
少年オリバーの健気さにもちょいちょい切なくなる。

認知症の妻を懸命に介護する姿やその妻を看取ることが出来なかった悲しさ。
うまくいかないことの多い人生の中で、小さな幸せを見つけていくという
ほんのり灯る明かり。
見る人の現在の心の状態によってとらえ方が変わる映画なのかなあと。

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