【ネタジーンズ?・・・否ぁっ!】マッハカミカゼのススメ!!

妻「なんか届いてるよ~」

私「ん?コレ前から欲しかったやつ!なんで?なんでわかったん?!」

妻「エヘヘ」

私「ありがとう、ありがとう涙…」

えぇ。全部嘘です。

自分でお金出して買いました。なんなら妻にバレないようにこっそり買いました。

で当然バレました。

夫婦の危機を乗り越えて手に入れた「カミカゼアタック」。今回はファーストインプレッションです。最後までお付き合いいただければ。

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カミカゼアタックとは

1995年にスタートしたアパレルブランド。現在は児島ジーンズストリートにお店を構える、知る人ぞ知る名店。

カミカゼアタック それは愛
カミカゼアタック それは勇気
カミカゼアタック それはファンタジー

このふざけきったキャッチコピー。で運営会社の名前は「株式会社バンザイ帝國」…

おいおい、大丈夫かよって思ったあなた。

はい。私も同感です

「カミカゼアタック」の名前は数年前からちょくちょく耳にしていたんですが、購入を検討しなかったのはブランドイメージがやっぱり「イロモノ」だったから。ジーンズ専業でもないですし。

ただ、最近SNSでよく見かけるようになって、そのジーンズ愛好者たちの評価が総じて高いんですよね。

それならと直営オンラインショップで商品を覗いてみたんですが、「NEOぼくちゃん」とか「宇宙対戦マッハカミカゼ」、果てには「柴又のだんご屋の長男」なんて名前まで。

もう自由過ぎ。ワロタ。

ただ詳細を見ればぶっ飛びます。

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宇宙大戦マッハカミカゼ
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13.5oz インディゴセルビッチデニム
コットン100%

綿はUSコットンE.M.O.T「イースタン・メンフィス・ニューオーリンズ・テキサス」
現在は、品種改良などにより
White色が強い綿花を生産していくのが主流ですが
1940年前半当時のクリーミーでくすんだ色の綿を再現する為
一般的なデニムと異なった配色をしています。

タテ糸は1940年前半当時の古着から糸を解き
撚糸回転数などを調べてた結果、弱強撚ネップの綿葉カス入りで糸を作成。
ヨコ糸は、少し甘く撚りタテヨコとそれぞれ回転数・形状を考慮し作り上げました…

出典:https://kamikaze-attack.shop/

めっっちゃ真面目!拘り満載じゃないっすか!

このギャップ。惚れてしまいそうです。いや、完全にハートを鷲掴みされましたっ。

そのままポチっといきましたが・・・これはしゃーないですよね。うんうん。

(ちなみにこの時裾上げもお願いしたんですが、丁寧なメールで気持ちよく承諾していただきました。ちゃんとした会社です笑)

 

購入したのは・・・マッハカミカゼ!

箱から登場したのは誇らしく「Made in Japan」のタグがついたリジッドジーンズ、「マッハカミカゼ」。先ほど紹介した宇宙対戦モデルとは別物です。

同ブランドの中でも細身のテーパードスタイルで、14.21ozのジンバブエコットンを使用した、サンフォライズド(防縮加工)生地です。

さっそくディティールを確認しましょう。

筆記体でブランド名のみが印字されたシンプルな革パッチ。主張はかなり控え目で、ベルトループの3分の2ほどの小ささ。

バックポケットの飾りステッチは左ポケット上部のみ。隠しリベットもありません。

ブランドイメージとは真逆のシンプルでノームコア寄りの仕上げですよね。

ベルトループにはそれなりの厚みがあって経年変化も楽しめそうです。

コインポケットにも飾りステッチが。目立ちすぎないちょうど良いアクセントで、個人的にはどストライクですね。

トップはオリジナルの銅色ドーナツボタン。

細目の赤耳セルビッジにチェーンステッチです。

APCではシンプル過ぎる、かといってレプリカ系は押しが強すぎて…という方にはバッチリ刺さる、憎たらしいほどのバランス感覚。カミカゼアタック恐るべしです。

 

生地の色味と質感は・・・

今回購入したのはリジッド。サンフォライズド生地という事で、のり付きのまま穿き込んで、鬼ヒゲを育てようかという魂胆です。

色味は同じリジッドのAPCと比べると少し暗め。全体的に緑っぽく見えますね。

単体ではわかりにくいので並べて比較。

左:ダルチSD-107(ワンウォッシュ) 中:カミカゼアタック 右:APC

黒々としたダルチの100番台と比べ、青が冴えるAPC。マッハカミカゼはその中間といったところ。

緑っぽさが写真で伝わるでしょうか?これはビンテージ感を出すよう、インディゴで染色した後にイエローグリーン系染料を補色しているためだそう。ってこの拘り…絶対デニムマニアでしょ笑。

 

シルエットとサイズ感

ダルチもフルカウントもAPCも、基本的には試着してから買う派なんですが、さすがに児島まで行けませんし、今回はWEBの公式サイトで購入。

その分ワクワクと不安が倍増の試着タイムです。

普段履くのはレプリカ系ならW29。アパレル系ならW28。サイズチャートと長時間にらめっこした結果、選んだのはW29ですが…

少し緩かったかも。特にウエストはけっこうな余裕があります。ワタリはさらに緩め…ピッタリで履こうとしていた私にとってこれは想定外。

ワンウォッシュすれば2~3センチは縮むそうなので、計画を変更して洗ってから穿くべきか…迷い中。

とはいえ、シルエットは膝下もテーパードが効いたスマートなシルエット。もとの形が綺麗なのでサイズに余裕があってもカッコ良く穿けそうです。

公式でも「大人のテーパード」と言われているように、めちゃくちゃ細いわけではないようです。

バックショット。

足を通して意外だったのが股上の深さ。細身のジーンズでしっかり股上を取っているのは珍しい方だと思います。それもあって大人っぽい、落ち着いた印象を受けるのかも。

軽めのオンスとジンバブエコットンということで、柔らかい穿き心地を期待していますが、今はパリッとしたリジッド状態なので評価は洗ってからになりそうです。

 

まとめ

APCも2万円を超える時代に、アンダー2万円のマッハカミカゼのコスパは素晴らしいです。

ビンテージのディティールを追求すれば確かに物足りない部分もあるんでしょうが、私が求める「スマートで実用的な本物のジーンズ」にドンピシャです。

色落ちはこれからゆっくり楽しもうと思います。さて、いつから穿き込もうかなぁ~。

それではまた。

 

 

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