踊りの衣装屋ですが
たまには踊りの小道具も創ります
いえ、
ほぼほぼ創ります
このフラフ(布)、
元々はこーゆー白い布でした
染めたと思うやろ?
Kanako Style+は
手染め率が高めなのですが
(衣装の靴まで染めたことありwwwww)
これは染めたのではなく、
描いたものですキラーン
あまりにもビシャビシャにしすぎて(笑)
Tシャツにも「転写」してみたり
手形(笑)ホラーや
どうやって描いたのかは
とりあえず企業秘密
乾いて出来上がったフラフを見て
コレ、ちゃうな
って思っちゃったのですが
とりあえず
舞いの稽古で実際に使ってもらいました。
そこでいただいた感想が
「キレーイ」
「ステキー」
やったー!!!
チョー有り難い感想
めちゃくちゃ嬉しい!!!!
そう、本気で嬉しかったのですが
「表現者」として演出する立場からしたら
「やっぱり ちゃうな」って
確信になったのです
泣く泣く
泣く泣く!
泣く泣く!!!
そして
ビクビクしながら
加筆・修正する決意をしました
キレイだとお褒めいただいた作品に
さらに手を加えることの怖さったら!!!
予算的にも
時間的にも
「やり直し」がきかない状況でもあります。
つまり、
加筆・修正したあとに
「前の方が良かった」なんて結果は
許されない状況。
もう、
自分の「ちゃうな」って感覚を
カタチで証明するしかないし
加筆・修正する自分のセンスを
慎重に、かつ大胆に発揮するしかないのです
仲間には
失敗するかもしれない、
成功するかもしれない、
どうなるのかわからないと言う私を
信じてもらえるか?
それともこのキレイなままで
終らせておくか?
なんてことを詰めよって
半ば強引に
加筆・修正する方向にしたのです(笑)
なんと心の広い仲間たちよ
で、一心不乱に作業を再開しました
そう!
墨、はいりました
ね?
あとに引けないでしょ?(笑)
実は、元々 描いていたキレイなカラーも
書道用の画材なのです
ココ、Kanakoのこだわりポイントね
アトリエいっぱいに
干されている作品をながめていて
なんとなく思ったのは
肚(腹)をくくれば
たいがいのことは
「成功」なんだな
と。
逆を言えば
今までに成功してきたことは
どれもこれも肚がすわっていたことやなと
緊張や恐怖、
あとがないという強迫観念(笑)、
それらと、
こっちの方が素晴らしいモノができる!
という信念とかぶつかり合った作品たち。
その全貌は
9月29日(水)からはじまる
こちらに展示できたらなぁと思ってます
ただ、舞いの小道具なので
舞いの本番前後は展示できませぬ
墨を入れたときに使った筆は
書道家さおり先生の大切な筆をお借りしました
これまた緊張と恐怖になるヤツね(笑)
ライブパフォーマンスします
つまり、
踊りますよ