大阪石材社長ブログ

「反省」とはポジティブなことを意味する

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なにか失敗したら、親や上司といった目上の人から叱られ、「反省しろ」と言われる。
気分が落ちて暗くなり、消極的な自分が出てくる。
また、同じように失敗して自分自身がくよくよ感性的に悩むこともある。

京セラの稲盛さんは「覆水盆に返らず、いつまでも悩んでみたところで致し方ない」と断言される。
「十分反省したら後は忘れろ、目標に向かって明るく希望をもって行動を起こしていけばいい。そのような人はたとえ窮地に陥っても必ず成功を遂げていくことができる」ともおっしゃる。

そこで「反省」という言葉の意味を考えてみると、反省の「省」は「省く」という文字で、本当の反省とは振り返って確認して、必要なものを心の中から捨てるこというポジティブな行為なのだ。
中村天風流に言うと自分の内面を絶対積極意識にし、消極意識を捨て去る行為そのものだ。
京セラの稲盛さんもいつも言っていることだが、未来の志に目を向け、志の実現を強く強く思い、現実に起こってくるマイナス面をバックする行動で解決するのではなく、そんな時こそ現実をしっかり捉え、消極意識を捨て、さらに現実をより良くする絶対積極意識で満たし課題に挑む体制をつくる。
それが、反省という「氣」の切り替えのタイムだし、ピンチをチャンスに捉える観念要素の更改という天風の心身統一法の事だ。
いつも未来を創造する積極意識を引き出し、明朗、颯爽と楽しく未来に向ってイキイキ生きる姿勢を瞬時に持つことだ。

稲盛さんの感性的に悩まないとはポジティブに切り替えろという意味を自分でつくることだと言っておられる。

みなさんは「反省」ネガティブに思われていますか、それともポジティブですか?


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