心と身体が一つになって行動すれば結果は必ず成果が出るに違いない。
このバランスは、心は外にベクトルを持った在り方で、身体は内を向いたベクトを持つことだ。
現実を生きる我々にとって心は外を向いて愛を利他行する与える心を持ち、身体は原理原則に立ってよきものを食べ、適度な運動をして体力を養い整える強い意志がいる。
利他心と強い意志は呼吸のようなもので、吐く息は「利他行」吸う息は「高い意志」だ。
心身一如を現実の経済社会での人間の在り方を考えれば「与える心の創造」と「経済的行動の創造」である。
言い換えると人格創造の実践と経済創造の成長実践が一如になる在り方を実現しなければならない。
まさに経済活動する社会人は現実を直視して心身一如の創造を実現するように自分を自分で育てる覚悟と意志が必要だ。
天から物が降ってくるわけでもなく、人間は自然を材料にモノを創造し、また社会の中で人間関係をより良く成長させ調和を図るように与える心で創造をするのが使命であり、人格もできる。
繰り返しになるが、社会を生き抜くには三つの重要なことを記する。
1.最高の自分を目指す→人格の成長を創造する(良いところを伸ばす)
2.同志と切磋琢磨する→進化させる思考と行動をする(弱点を克服させる)
3.大人物の心得をマスターする→変身(愛(与える心、利他)と志(意志の二つで信念を備える))
元来人間は怠け者で、欲張りで愚かな弱い存在である自覚がいる。
決して万物の霊長などとか思い上がらないようにしなければならない。
人間には元来損得、好き嫌いや善悪という観念はない。
それは社会と集団を維持するためにできてきた価値観であり時代によって変化する。
人間の基本はオオカミのように鋭い歯もなく、馬のように早く走れることもなく、猿のように木のぼりもできない。
まして、空を飛ぶこともできない弱い存在である。
だからこそ、自分を磨き知恵を出して創造するように思考するようになったのが事実だろう。
皆さんは、人間は人格も経済も創造する動物と思いませんか?

「心身一如」が最強の人間
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