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『双身毘沙門天』
拝むことの難しさは聖天様と双璧をなすと言われます。
供養は浴油供、浴酒供、浴餅供が有ります。
木製も有りますが、お像は浴油供、浴酒供をする為には金属で作成します。
基本、浴油供は聖天様、浴酒供は宇賀神様、浴餅供は大黒様に行います。
拝み方ですが、一般人がお寺や家庭では勤行集、礼拝集などを使い拝みます。
しかし、僧侶が拝むのにはそれなりの修行と前座に拝まなくてはならない仏様を百座とか二十一座とか拝みます。
天部の法は師僧から一尊ずつ授かります。
印も師僧から伝授していただきます。
指の爪の位置、指の重ねる箇所と位置、重ねる順番等々と口伝で教わります。
印は師僧からではないと伝わらない細かいことがあります。
所作だけでは無く見えない物も受け継ぐのです。
高幡不動のお護摩でも僧侶は手首を袖で隠して印を結びます。
決して人には見せません。
また、天部を拝む場合は前行が必要です。
荼枳尼天様は前行に如意輪観音供を百座
、大黒天供を二十一座行います。
これで、万が一、荼枳尼天様が暴走しても大黒天様で押さえられます。
聖天様は修行で拝む場合は前行で十一面観音供を百座行います。
人の為に祈願をする場合は前行は千座です。
双身毘沙門天様は毘沙門天供百座、吉祥天供百座、観音供百座です。
師僧から法を授かり、口伝を授かり、前行を行なうことを知るのです。
本やネットの知識で拝むのは危険です。
お寺に各尊の勤行集が有るのでそれに乗っ取りお坊さんから学んで下さい。
✱参考『阿闍梨蒼雲 霊幻怪異始末』
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