いよいよ新型コロナウイルス、高齢者に対するワクチン接種がはじまりますね。
先日の講習会につづき、説明会へ行ってきました。
その時に筋肉注射の手技とワクチン希釈手順の研修も。
そういえば筋注って、あまりきちんと学んだ覚えがなく、教科書どおり打っていました。
しかし、思っていた打ち方はもう古く
最近色々なことが変わっていたようです
まず、
腕は手に腰ではなく、下に下ろしていただく→橈骨神経を損傷する危険を減らすため
刺入部位は、肩峰から3横指下あたりではなく、それより少し下へ
(両腋窩を結んだ線と、肩峰から垂直に下ろした線の交点)→肩関節障害のリスクを減らすため
上腕はつままず、伸展させて打つ
針を刺入後、逆血確認はしない→筋肉損傷を防ぐため
以上が、変わっているなと感じたことでした。
また「ワクチン希釈後、バイアルからシリンジへの吸引」について。
1.8mmのバイアルから、0.3mmの薬液を採取。
デッドボリュームの少ないシリンジであれば6回分、そうでなくても5回分採取可能とのこと。
ただ、このワクチンはあまりシリンジを弾いたり刺激を与えないように、とのこと。
エアーを入れずに採取するのが難しくそんなに取れるのかな?と思ってしまいます
また「刺入から抜針までのシリンジの持ち方、保持の仕方」について
手が大きな人、小さな人別に解説がありました
私は手が極小で、皆と同じようにすると安定しにくいなと思っていました。でも「持ち方は好きなようにしてね」
という感じで言われてきたので今回、
勉強させていただけて良かったです
あとは体重目安により、穿刺の深さも変わるので、約2センチを目安に前後させる
とのことでした。
最後は看護学生の実習のような、模型の腕を使っての実技もあり、充実した内容の研修を受けることができました
そしてもう一つ思ったこと
ダンスでも同じだと思いますが、常に勉強し続けていないと、周りが進歩していく中で、取り残されて停滞してしまうなあと感じました
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