幸せな時間と比べるな【不幸感を増しているのはあなた自身です】
幸せな時間と比べるな・・・父ちゃん、今日はどんなお話?
日ごろ僕たちがついやってしまいがちなことから、ちょっと考えてみたいんだ。
生きていれば誰もが、
幸せと感じる時間もあれば不幸せと感じる時間もあります。
しかし、この「幸せ」と「不幸せ」を天秤にかけて比べ、自ら不幸感を強くしてしまう人がいるのです。
もしかして、あなたもその傾向にありませんか?
いきなり結論から入りますが、幸せばかりの人生なんてものはあり得ないし、逆に不幸せばかりの人生なんてものもありません。
ようは、幸・不幸どちらもあるのが人生なんだから、それを踏まえたうえで生きよう。
うまいこと生きよう、ということです。
幸せと不幸せは誰にでもある
生きていれば、誰であっても
幸せと感じる時間もあれば、不幸せと感じる時間もあるものです。
世の中の多くの人は、それを自分の中で消化しながらうまくバランスをとって生きています。
端的に言えば、水戸黄門の「人生楽ありゃ苦もあるさ」がまさにそれですね。
山があって谷がある。そもそも、人生とはそういうものなのです。
不幸せの思い出のほうが記憶に残る
私たち人間は、同じレベルの幸せと不幸せがあったとき、強く記憶に残るのは「不幸せ」の記憶なんだそうです。
自分の記憶をさかのぼってみてください。
不幸せの記憶として覚えていることの中で、いま冷静に考えると「それほどのことじゃないかも」というものがいくつかあるのではないでしょうか?
不幸せな出来事は、自分の中で勝手にその度合いを強めて記憶してしまうのだそうです。
なので、もし
自分の人生は幸不幸の比率が「3:7」くらいだよと思っていたとしても、実際のところは「5:5」だったり、人によっては逆に「7:3」だったりするかもしれないですね。
幸せな時間と比べるな
私たちが不幸せを感じたときにやってしまいがちなのが、その不幸せを幸せな時間と比べてしまうことです。
たぶん、多くの人が無意識にやっていることだと思います。
ーー
去年の夏休みは旅行も行って家族仲もよく過ごしたのに、今年は夫の仕事が忙しすぎて旅行どころじゃないし息子は反抗期で家族はボロボロ。あーあ・・・去年は幸せだったな。
ーー
これです。
どうですか?あなたもやっているのではないでしょうか。
過去の幸せだった時間を思い出すことで一瞬でも幸せな気分を感じたくて脳が行うことなんじゃないかと、父ちゃんは思っています。
でも、冷静に考えればこれっていまの不幸せな感情をさらに強めているだけだと思いませんか?
去年と今は当然状況が違うし、仕事の忙しさも毎年同じはずがありません。そもそも、比べたところでメリットになることはなにひとつないのです。
他人の幸せとも比べるな
過去の幸せな時間と比べることに意味がないのと同じように、他人の幸せと比べることもまた、まったく意味のない行為です。
ーー
お隣さん、年に1回は必ず海外旅行ですって。うらやましい。うちは近場での1泊旅行があればいいほうよね。
ーー
これを言ったところで、誰にとってもプラスにはならないです。
そもそも自分の幸せは、他人と比べるものではないでしょう。
近場での1泊旅行。行っているときは楽しんでいるんじゃないですか?
その楽しい記憶が薄くなってきたころに他人の幸せと比べるから、せっかくの楽しい記憶を「不幸せ」の記憶に変えてしまっているんじゃないですか?
これは非常にもったいないことです。
まとめ
自分の過去の幸せな時間と比べるのはやめましょう。
そして、他人の幸せと比べるのもやめましょう。
それは、自分自身で自分の不幸感を強めたり、本当は幸せな思い出を不幸な思い出に変えることになります。
相田みつをさんの言葉にもありますよね。
しあわせはいつもじぶんのこころがきめる
ようは、捉え方次第なのです。
ーー
仕事が落ち着いたら、また旅行に行こうね。もし、反抗期の〇〇が絶対行きたくないっていうなら今回は私たちだけで行ったらいいよ。でも、意外と「旅行だったら連れてけ」っていうかもね。
ーー
いつも近場で1泊だけど、今年はもう少し遠出して2泊してみない?もちろんお金はかかるけど、日々の生活で節約を工夫すれば貯められる金額だし。前もって予約すればその分安くできるし。
ーー
家族でこんな会話が出来たら、
私たちはもっと幸せに生きられると思います。
akashi-no-tochan.hatenablog.com
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