2025年 | 株をめぐる冒険

株をめぐる冒険

零細企業経営者が株式投資をする。
ウォーレン・バフェットの教え
   1.良い企業を見つける
   2.割安な価格で購入する
   3.企業が優良な限り持ち続ける
賢明な投資家でいることで一番大事なことは「待つ」ことだ。

二人の娘への書置きブログ。

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 2025年の大発会が昨日だったので、いまさらながらちょっと遅いですが、今年の年始の所感を少し書きたいなとふと思いました。

 

 2024年の始めに書いたブログを読み返してみると、2024年はどうなるか全くわからない旨のことが書いていましたが、過ぎてみるとその通り2024年は振り返ってもよくわからない年でした。2025年もやっぱりよくわかりません。2024年の年始も弱気でしたが、2025年も引き続き弱気、もしくは慎重姿勢で臨もうと思っています。

 

 なんというか相場の予想に関しては、自分の中で完全に、もう予想しても意味のないことという結論に至ったような気がします。もちろん昔から相場は誰も当てられないという言葉は良く聞く言葉ですが、ここ数年の相場を見てきて、より一層自分の中ではっきりとした実感として理解できたような気がします。不景気でも株価は上がるし、景気が良くても株価はいきなり下がります。大型株は上がるけど小型は上がらないとか、あの業種は上がるけど、この業種は上がらないとか、そういった要素が絡み合えばもうどれがどうなるとかまったくわかるわけがありません。

 

 まあそれでも、企業の価値というものは、相場の予想よりは確実性をもって計れると思います。優秀な企業を探して監視しておき、ある程度のキャッシュポジションを確保しつつ、暴落や急落での買いに備えていくのが、自分の中で一番相性が良く合点がいく投資スタイルなので、それの精度を上げることに努力していこうと思います。

 

 今年の抱負というか目標としては、決算書を読む企業の範囲を広げようと思っています。自分の性格からすればポートフォリオの銘柄数を絞りたいのが本音ですが、やっぱりこれだという銘柄は1銘柄さえなかなか見つかりません。正直、想像できる業種ですら少ないです。特に割安で確実な成長の継続性が望めて、自分が理解できる企業なんて、何年かに1つ見つかればラッキーというのが経験的にわかりました。もちろんそれを目指してはいますが、見つからないときにはやはり多少の妥協を入れながらいくつかの企業に分散していく場面にも備えなくてはいけないと思うようになりました。そのためには成長性重視の視点の他に、成長性は多少落ちても堅実性や割安度のある企業をその範囲に入れていくことになりそうです。

 

 当然ながら範囲を広げればな読む量が増えます。投資家としての今年の目標は、なにはともあれ、企業の決算書をどれだけ読めるかを大事にしていこうと思います。そこからしか始まらないなと…

 

 

 

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