【バレエカンパニーのオーディション】レパートリーの審査中に気をつけること

【バレエカンパニーのオーディション】レパートリーの審査中に気をつけること



バレエカンパニーのオーディションでは
・バレエクラス
・コンテンポラリークラス
・レパートリー
・デュエット
・面接
と進んでいきます。

カンパニーによって内容は異なりますが、どこのカンパニーのオーディションでも、
バレエクラスとレパートリーは必ずと言っていいほど行います。


バレエクラスはその人の持っている、スタイル・技術・記憶力などを見られます。

レパートリーはカンパニーで踊る作品を踊りこなせるかどうか、
またはその人がカンパニーのスタイルに合っているかを見られます。


バレエクラスの審査に通らなければ、レパートリーの審査を受けることはできません。

カンパニーによっては最後まで誰も落とさないこともありますが、
基本はバレエクラス後・コンテンポラリーのクラス後に何人か落とされます。


バレエクラスの審査中に気をつけることでは4つのポイントについてお話ししました。


今回は海外のバレエカンパニーのオーディションで、
レパートリーの審査中に気をつけることについてお話ししたいと思います。



Contents




1.監督に求められているものを見極める

監督によってダンサーに求めるものは違います。

与えられた振りを完璧にこなす人か、
そこからさらにアレンジを加え、振り付けに味付けができる人か。


味付けというのは、振り付けを変えることではなく、
そのままの振り付けで自分の個性を出す魅せ方のことです。


日本人は与えられたものを完璧にこなすのは国の文化てきに得意だと思います。

私は日本のバレエ教室では、先生の言うことは絶対だったので
言われたことを完璧にこなす努力をしていました。
そこからアレンジするなんて考えてもいませんでした。


超クラシックのカンパニーのコールドバレエのオーディションなら、
周りの人と合わせないといけないので、言われたことを完璧にこなす必要があります。

しかし、超クラシックのカンパニーでもソリスト以上を募集してる場合や、
ネオクラシックのカンパニーは言われたことをこなすだけでは審査には受かりにくいのです



実際に私がネオクラシックのカンパニーのオーディションで
レパートリーの審査の時、私は言われたことを完璧にこなす努力をしました。

他の人を見ても、言われたことを完璧にこなしている人は少なかってので
私は自分に自身がありましたが、あまり監督には見てもらえませんでした。


監督の目にとまり気に入られたダンサーは、自分なりに魅せ方をアレンジした人でした。

私は正直
「なんで!?あの人は言われたことをやっていないのに」
と思ってしまいしたが、よく見るとその人の個性がとてもよく引き出される
魅せ方をしていて、同じ振り付けなのに違う踊りに見えたんですよね。

その人の踊りを見たときに
「あぁ。味付けというのはこういうことか。与えられたものをこなすだけでは魅力がないんだ
と気付かされました。


ただこなすだけでは機械的になってしまい、魅力が感じられないんですよね。

他のオーディションでも、監督の目にとまるのは魅せ方をアレンジした人でした。



ただ全ての監督が味付けのできるダンサーを探しているとは限りません。

オーディション中、特にレパートリーの練習中に監督の目の動きを観察すると、
どんなタイプを好んでいるかが分かります。


見極めながら、味付けもできるように常日頃から練習しておいた方がいいと思いました。





2.練習中もやる気を見せる

レパートリーの振りを覚えるとき皆さんはどうしてますか?

レパートリーの振りを教えてくれる人と一緒に動いて覚えると思います。


オーディションでのレパートリー審査中、振りを覚える時間を与えられます。

大体5分程度でしょうか。

時間内に覚えて、十分に練習も終えたあと、時間が残っていたら練習を続けましょう。

あまり練習していないと、やる気がないと思われてしまいます


私は振りを覚えるときに、体を動かして覚えるのではなく、
じっと見て頭の中で整理して覚えるタイプでした。
私は一生懸命に覚えようとしていても、
人から見れば “何もしないでやる気がない” と思われていました。


なので常に見られていることを意識して、練習中でも本気を見せましょう。





まとめ

レパートリーの審査では、いかに自分がそのカンパニーの作品を踊りこなせるかが重要です。

・監督に求められているものを見極め、振り付けに味付けをする(やりすぎNG)
・練習中でも、常に見られていることを意識して本気を見せる


この2点に注意してレパートリーの審査に挑んでみてください。


バレエクラス審査で気をつけることについての記事もあります
【バレエカンパニーのオーディション】バレエクラスの審査中に気をつけること4選


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