日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

信州の歌人 島木赤彦

2023年03月27日 08時34分47秒 | Weblog
今朝の信州は気温が4度と寒い朝で久しぶりに一時間程
のwalkingでした。子供が春休みなのでしょう、犬の散歩
を子供の兄弟が犬に引っ張られるように歩いていました。
月曜日なんですが、小学生、中学生、高校生の通学風景
がないので、少し寂しい朝ですね。昨日まで3日間降り
続いた雨も、昨夜漸く止みましたが、今朝はまだその雲
が半分くらい残っていて、まだお天道様の顔は見ること
は出来ませんが、天気予報は晴れの信州です。
今日3月27日はさくらの日とか、日本さくらの会が平成
4年に制定して「桜始開」(さくらはじめてひらく)時期で
さくらさく「3×9=27」で3月27日になったととの事です
そして信州の歌人島木赤彦の忌日大正15年の事でした。
島木赤彦は、上諏訪町(現諏訪市)生まれで日本を代表
する歌人、本名久保田俊彦。長野師範卒業後、明治42年
に広丘尋常高等小学校長として赴任。在職中に広丘歌会
(広丘アララギ短歌会)を開き、中原静子らを育成する。
早くから伊藤左千夫に傾倒し、「馬酔木」(あしび)に
参加し、左千夫の死後上京して「アララギ」の編集を担
当し、斎藤茂吉・中村憲吉らと写実主義「アララギ」を
歌壇の中核に高めた。下諏訪町に赤彦記念館があります
が我が塩尻市にも広丘地区に短歌館があってそこに赤彦
の作品やその功績などを披露している。歌集に「馬鈴薯
(ばれいしょ)の花」等があり寂寥感(せきりょうかん)
の漂う写実的な作風。で多くのファンを抱えている。
塩尻の短歌館には 塩尻にゆかりの歌人たち 島木赤彦
はじめ 太田 水穂 窪田空穂 吉江孤雁 四賀 光子
若山喜志子 若山牧水 潮みどり 太田青丘 等の作品
が収蔵されている。毎年全国短歌フォーラムin塩尻が我が
街にて開催されています。第37回全国短歌フォーラム
in塩尻の、題詠は「本」本の字を読み込まなくてもよい。
投稿案内の発送発表は4月を予定しているようです。皆
さんにもご参加頂けるとありがたい 。




















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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
島木赤彦 (えめ)
2023-03-27 10:04:18
赤彦の子息と私の父親が、昔国学院大学の国語科で同級だったという話を聞きました。もっとも父は、肺結核で10年も遅れての入学でした。
さくさく27 (じんべえ)
2023-03-27 11:26:28
千曲川を歩いた折、飯山市の正受庵(真田信之の子、道鏡慧端
開祖)に島木赤彦の歌碑がありました。
信州上諏訪の出身とは知りませんでした。
emeraldさまへ (ワイコマです)
2023-03-27 18:28:59
Wikによれば 1876年(明治9年)12月16日、長野県諏訪郡上諏訪村角間(現諏訪市元町)[2]に旧諏訪藩士・塚原浅茅と妻・さいの四男として生まれる。父の浅茅は諏訪藩士として漢学国学を学んだ謹厳実直な人柄で、神官の職などに就いたが、維新後は松本師範講習所に学んで教員となり、諏訪郡豊平村(現・茅野市豊平)の古田学校に勤務したので、赤彦も幼少時代をここで過ごした(教え子に長田新がいる)。生活は貧しかったが、赤彦はこの自然と両親や家族の愛情の下で伸び伸びと育った。
下諏訪町高木の久保田政信の養嗣子として同家長女・うたと結婚、久保田姓となった。1902年(明治35年)、うたの死去に伴い、彼女の妹・ふじのと再婚した。
1926年(大正15年)3月27日、胃癌のため下諏訪町の自宅で死去。享年51とのこと
「アララギ派」の歌人としても、教職員として私の町にも
多くのその後継者が生まれています。
じんべえさまへ (ワイコマです)
2023-03-27 18:39:18
この島木赤彦は 塩尻の広丘小学校の校長として赴任
教育者として多くの人たちに影響を及ぼしたようです
塩尻には 沢山の島木赤彦の校長として、書き残した
書などを持っている人が多いと聞いたことがありましたが
明治の時代・・私の村は隣村の塩尻村堀之内でしたので
残念ながら我が家とは全く関りがありませんでした。
彼の短歌は沢山ありますから、信州のいろんなところに
その名前が出てくると思います。
Unknown (necydalis_major)
2023-03-28 06:40:26
だんちょう

おはようございます!
子どもたちは4月の上旬まで学校が春休みの
ようですね、でも塾に行ったり
学校の勉強会に参加したり
毎日なんだかんだ忙しそうですね。

それにしても色んな記念日があるものですね。
だんちょう さまへ (ワイコマです)
2023-03-28 09:37:16
いつもコメントありがとうございます m(_ _)m
子供さんたちも 成長するにしたがってその環境も
めまぐるく変化していて、我が家の孫たちもなかなか
予定が合わず、そして息子の転勤などが重なって
毎年の春休み帰省は無いようです。
たぶんだんちょう様の所も高中小で我が家の孫と一緒
同じと思います 大変ですね *\(^o^)/*

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