Road to Global

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コロナ禍での海外出張:2021年9月ドイツ①

2020年2月末にアメリカに行ってから初めての海外出張、ドイツ。最初は9月14日に出発の予定だったが、9月3日に急遽ドイツの入国制限が変わり、日本がハイリスク国に指定された。ハイリスク国からの入国のためには、ワクチン証明書(ワクチン2回目接種後14日間以上が経過していること)を所持していれば事前のPCR検査も隔離も無しで良いが、ワクチン証明が無い場合には日本出国前のPCR検査で陰性証明を取得の上で現地で10日間隔離が必要になる(5日間後に現地でPCR検査を受けて陰性であればそこで解除という規則も有り)。また、現地法人からの出張理由証明書と事前のデジタル入国登録も必要になる。
とにかく2回目接種後2週間以上経過を証明できるワクチン証明書があれば、問題なく入国できるようなので、出発日を9月20日に変更してドイツに向かうことにした(2回目ワクチン接種が9月5日だったので20日がちょうど15日目)。

羽田からフランクフルトに向かったが、羽田空港は見たこともないような光景。人が全然いない。出発案内も欠航の文字が並んでおり、閑散としているのも頷ける。ANAラウンジに行くと全員がファーストクラスラウンジに入れるが、アルコールが提供されていないので寂しい。

機内に入ると、ビジネスクラスの後方側は自分一人で誰もいない。貸切状態だが、特にサービスが変わるわけではないので特に嬉しさはない。機内ではアルコールは提供されていた。

ドイツに到着すると、入国審査のところでは、ワクチン証明をチェックするくらいで他の書類は簡単に見るだけ。質問も「何しに来たのか?」、「どこに行くのか」だけでコロナ前と変わらないくらい簡単に入国出来た。

ドイツではあまりCOVIDを気にしている様子はなかったが、建物の中に入るときはマスク着用が徹底されており、ホテルの中も基本全員がマスクをしていた。この辺はドイツ人は真面目だなと感じた。ドイツ滞在中はワクチン接種証明を持っていれば特に不自由を感じることはなかった。レストランも普通に入って食事も出来るしビールも飲める。逆にワクチン証明を持っていない場合には話は大きく異なる。レストランに入ったり、観光スポットを訪れるためには、感染からの回復証明もしくは、直前に受けたPCRや抗原検査の結果が必要になる。街中には至る所に検査スポットがあり、無料で受けられるようだが、ワクチン接種率向上のために今後の有料になるとのこと。

また証明には使えないが、簡易抗原検査キットも安価に販売されており、一箱が1.4ユーロくらいで売っていたので5箱買ってみた。滞在中も2度ほど試してみたが陰性。精度は低いらしいが、少し体調が悪い時に使ってみるのは良いのではないかと思った。

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