Road to Global

日本国内の英語学習のみでグローバルビジネスへ。

コロナ禍での海外出張:2021年9月ドイツ②

9月下旬のドイツのCOVID-19感染者数は1万人/日を切るくらいのレベル。とは言え、COVIDを恐れている様子はなく、ニューノーマルというか日常を取り戻しているように見えた。休日に外を歩くと、オープンカフェにはたくさんの人がいて楽しんでいる。外でマスクをしている人は見ないが、建物に入る時にはマスク着用が徹底されているのでマスクをしていない人を見ることはない。また会社や学校でも積極的に簡易抗原検査が進められているとのことで、今回滞在していたドイツの子会社でも週に3箱の検査キットが配られており、中には月、水、金と検査をしている人もいた。

滞在中、現地のメンバーと一緒にレストランやビアガーデンにも何軒か行ったが、ワクチン接種証明は必ずチェックされるものの、あとはビールでも何でも飲めるし何でも食べられるし制限はなかった。

とはいえ、複数人でのレストランでの飲食は日本の感覚からいうと少し心配だったので、気休め程度に自分でも簡易抗原検査をしてみた(潜伏期間があるので検査の意味はないようにも思ったが、その時点での陰性を確認したかった)。当然のように説明がドイツ語でしか書いていないので、絵で何となくは分かるのだが正確にどのようにしてやるのかがよく分からない。そこで、Google翻訳のアプリをインストールし、カメラで写すと翻訳される機能を使ってみたところ、これが結構優秀で内容を理解するのには十分、検査をして精度に疑問はあるものの陰性を確認することができた。

海外から日本に帰るため(帰国便に乗るため)には、帰国便のフライトにのる前72時間以内のPCR検査の結果が必要となるが、PCR検査のためのサンプル取得方法が指定されており、どこでも受けられるというわけではない。在ドイツ日本大使館のホームページに幾つかの検査機関が紹介されていたので、出発の前々日に一度空港まで行って、そこにある検査機関で受けようと思っていたが、空港までは電車で片道2時間なので正直面倒くさい。現地のドイツ人メンバーにその話をしてみたところ、会社が契約している検査機関に問い合わせてくれて、結果はサンプル取得方法OK、検査可能で証明書も出せるとのこと。会社の近くなので時間をロスすることも無く検査をし、PCR陰性の証明書を得ることが出来た。ただドイツ語ができないとそこでの検査は無理なので、ドイツ人の助け無しにはどうにもならない。

ドイツにいる間は生活に全く不便は感じなかったが、日本帰国後は14日間の自主隔離となる。隔離生活が少し心配だったが、正直そんなに厳しくないだろうと思っていた・・・。

f:id:road2ac:20211009183216j:plain