30代元オタク女の借金返済と転職

アラサーの元オタク女(独身彼氏なし)が300万円の借金を返済しながら生活する日常を綴る予定です。

オタクの趣味と仕事のこれから

借金独身女の趣味と仕事について(長いです)


借金もそうですが、私は転職回数も多いです。

というか、こんなに離職しなかったら借金もっと少なかったと思います。浪費による借金は楽しかったのでまだいいですが(よくはない)、これについてはかなり後悔しています。


なぜここまで借金してしまったのか?

なぜ何度も転職を繰り返してしまったのか?


最近、やっと理由がわかりました。


アラサー(元)オタク女、自分がない。



今まではこうでした。

仕事がつらい!→オタク趣味に走る→ものすごくハッピーになる→仕事がつらい!→オタク→ハッピー!→…


そう、私には《定期的にものすごくハッピーになれる趣味》があったんですけど、そのコンテンツが終わってしまった為、《定期的に》《ものすごくハッピー》にはなれなくなってしまいました。括弧の使い方これで大丈夫ですか?


もちろん、このコンテンツは今後も人生レベルで大好きですが、これまでと同じように優先的にお金を使うことはもうないと断言できます。


ネガティブイメージを避けるためコンテンツは伏せますが、私はこのコンテンツを好きでいたことで、これまで生きてきた中で、間違いなく今が一番幸せだと思う瞬間が何度かありました。

そして、真に一番を感じた時、私は心から満足しました。

もうこのコンテンツに対して、思い残すことも後悔も何もありません。お金も沢山落としたので。主にリボ払いですけど。借金すんな。


それで、ある意味やり遂げてしまったオタクはふと思いました。


この先生きる目的、なに?


【私=好きなコンテンツ】

はないのに、私は長いこと

【私の幸せ=好きなコンテンツで満たされること】

として生きてきたんですよね。そして満たされてしまった、このコンテンツでは。私の人生は好転してないけど。


一生モノの趣味が一応他にもあります。早く借金返済して、こいつに全力投球したい!と思っています。ただ、これも趣味なのです。


問題は、仕事。


こいつは私にとって、食いつなぐための手段でしかない(と思っていました)。

そして、元々低い自己評価が就活で更に落ち込み、最終的に「こんな私を採用してくれた!」と内定にすがりつくことを転職の度に繰り返しました(金もないし早く就職したい…)。

今思えば、結果的に自分に合わない職場ばかりを見極められずに選んでしまっていました。

これが本当にいけなかった。


私の生きる目的の大部分は趣味です。

なので、仕事は多少のことは割り切ってさっさと帰ってやろう、といつも思っていました。

しかし現実は、興味のない仕事をすることでどんどん気が滅入り、加えてどういうわけか業務量や残業が多い部署ばかりに当たり疲労感に苛まれ、精神的にも物理的にも趣味に取れる時間はろくになく、結果、体を壊してしまいました。


しばらく会社勤めを休みたいと思い、ご縁もあって派遣社員になりました。最近、派遣元の都合で突然契約打ち止めとなりましたが。

ですが、この職場に至っては、悪い事ばかりではありませんでした(急な失業で生活費が足りず借金が増えたので悪い事も大いにあるんですけど…………)。


なぜかというと、仕事が楽しかったんです。


しかも残業はほとんどなく、仕事量に多少のゆとりがある。朝も遅い(私は朝に弱い)し、職場も清潔で不快感がない通勤もちょうどいい距離。

とにかくなにより、仕事内容が楽しい。

関わるもの、自分の任される作業、すべてが魅力的でした。

仕事が楽しく心にゆとりがある。それが結果的に自由な時間を増やし、だんだん明るく前向きにもなり、趣味に打ち込むことができるようになりました。


今回、急に仕事を失ったことでこの気持ちを忘れていて、(借)金のことしか考えられず、再び様々な求人に片っ端から応募していました。

そして先行が進み、やっと我に帰りました。

このままじゃ、また今までと同じことになってしまう…………。


結局、仕事も楽しくなければ私には続けられないし、その先の人生もろくに見えてこない。健康でいるためには、仕事は少しでも興味を持てるような、やりたいことを選ばなければならないのだと悟りました。


ただ生活費はいい加減ヤバいので、早く就職したいです。