石塔の発掘作業を行ないました。
今から３４年前の発掘調査にて、島崎城跡の一の曲輪の虎口の土塁の底部から発掘されて埋め戻されている「島崎氏の歴代の供養塔」を、１０月３日(日)午前9時より、潮来市教育委員会の許可を得て、再発掘を行いました。歴史考古学者の間宮正光先生の指導のもとに会員約１５名が参加しました。
発掘作業は、当初予定していた箇所より約５０cm深く埋められており、予定より時間がかかり時間の都合で半分の発掘で終了しました。調査報告書では埋め戻された石塔類は４０点と記載されておりましたが、約半分位の石塔類の発掘にとどまっておりました。原因等については改めて調査を行いたいと思います。翌日からの見学会では、現状のままの発掘現場の紹介をおこなっていくこととなりました。
また、土塁の発掘された箇所は、版築工法による地層を見ることが出来て、中世時代の築城の痕跡を確認することが出来て一見に値します。
