20代の女性メンバーが、20代の男性とお見合いを決行。
お見合い場所は、有名な超一流ホテルのラウンジだったんだけど、
これがヤバかった
20代男性は、「こういうところは初めてなんですよ」とニコニコしながら席に着き、
嬉しそうに周りをキョロキョロ。
ところが、スタッフが持ってきたメニューを見たとたん、
「うおっ、たけー！」
ドリンクの料金が高いとメチャ驚き、急にオロオロし出した
にしても、声に出すなやー
隣の席の中高年カップルが笑いながらチラ見しているから彼女がそう思うのは当然。
「とりあえず水で大丈夫です」と言いそうな勢いだったようだけど、
何とか一番安いコーヒーを注文し、仕方なしに彼女もそれに合わせたみたい
コーヒーが出てくると、「なんで、こんなコーヒーがバカ高いんでしょうね？」
と素朴な疑問を投げかけてきた
いちいち、声を張るなやー
もはや彼女は他の話はほとんど耳に入ってこなかったらしい。
待ち合せ時間がちょうどランチ時でもあったため、最初に顔を合わせたときに
彼が「何か食べましょうか」とも言っていたはずなのに、
当り前のようにそんな話は消滅
でも、彼女が気を使って「何か食べられます？」と聞いてみたところ、
「腹は減りませんよね？」
こら、同意を求めるなやー
と思いながら彼女は内心ムカムカ
こらしめのため「腹減って死にそうだわ～」と言ってやろかとも考えたけど、
そこは大人の対応でニコリとうなずいたんだって。
彼は、全然腹は減っていないと断言しながらも、
隣の中高年カップルが食べているハンバーガーセットらしきものを目にして
「あれは何でしょうね？」と
おいおい、指さすなやー
と思いつつ「さあ～なんでしょうね～」と彼女は天井を見上がながら答えるしかなかった。
「ありゃ高そう」との彼の反応には完全スルーで対応
やはり同じ20代でも女性のほうが場慣れしているし、精神年齢も上なんだろうな～
そして、コーヒーを1杯飲み、水はおかわりしてお見合いはお開き。
彼はゆっくり歩き、会計時にもゆっくり財布を取り出し、ゆっくり小銭をまさぐっているから
彼女が「自分のぶんは払いますよ」と声を掛けたようで。
すると、わざとらしく「えっ！そんなんすか？」と彼
と同時にスタッフに向かって、
「会計は別々で
」
自分の支払いを済ますと1人でさっさとラウンジを出ていき、彼女が出てくるまで待機。
そして一言、「楽しいお見合いでしたね」
きっと悪気はないんだよなー
20代の若さだし、初めてのお見合いみたいだし、素直そうな男性だし。
一概に彼を責められないけど、
20代の若者とはいえ、合コンの席じゃないんだから、
どっしりと構え、余裕の表情を見せ、カッコをつけ、男らしさはほしかったよね～
お見合いという真剣勝負の場では、
男性の真価が問われるのだよー
その男らしさを存分に発揮してもらい、男の魅力を引き出しやすい場として
一流ホテルの高級ラウンジを敢えて設定したりすることもあります。
だから、
お茶の値段でビビるな
きっと上手くやれば、
20代の若い男性だからこそ強力にアピールできたはず
短時間のお見合いでは、いい意味でインパクトを残すことが重要なんですから。
んじゃね。
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