新年も明け、今月も半ばになりました。
お正月の気分も抜けたところかと思いますが、

「二十日正月」はご存知ですか?

 

二十日(はつか)正月って今ではあまり聞かなくなりましたよね。
私も詳しくは知らなくてTVでチラリと見て、

ほぉ・・・と思い検索しました

 

二十日正月

1月20日は、お正月にお迎えした年神様が

お帰りになる日と考えられていました。
地域によって異なりますが、

この日にはお正月の飾り物などを全て片付け終え、

締めくくる日とされています。

 

骨正月

 

二十日正月を骨正月(ほねしょうがつ)と呼ぶ、

西日本の地域もあります。

これは、正月に準備した鰤(ブリ)を

骨まで煮ることで残さず食べ尽くすことから来ています。

 

(お舅様のお里の広島では

新巻鮭ならぬ、新巻鰤だったそうです。)

 

しかし、冷蔵庫の無い時代に20日まで

食品をどう保存したのかなぁ。。。

 

現在は地球温暖化で

江戸時代は今より気温が5度以上低かったと

何かの本で読んだ記憶はありますけど。

 

冷蔵庫が有っても、

そんなに長く食品は残しませんけど・・

 


骨まで残さず食べることに、

実りへの感謝や今年の豊作への願い

が込められています。

 

なるほどぉ・・・

新巻の頭や骨で出汁をとったお汁は美味しいですもんね。

お雑煮みたいに、お野菜を沢山入れて。。

 

 

お正月に準備する魚は供物として欠かせず、

年越しのために用意するものを「年取魚」と呼びます。
西日本では鰤、東日本では鮭が代表的です。

 

現在では新巻鮭を暮れのご挨拶で頂いても

切って小分けするのも手間がかかるし

切り身の方が嬉しいですね。

 

 

 

 

 

鏡開き

 

現在1月11日に行なわれている鏡開きは、

元々は1月20日に行なっていたそうです。

鏡餅は「神様にお供えするお餅」を指しますが、

武家から始まった行事のため

刃物を使うことは切腹を連想させるので良くないなどとされています。


鏡開きの日と将軍・徳川家光の忌日が同じ日であったことから、

20日を避けて11日に変更になったそうです。

 

 

我が家でお正月の食品で残っているのは

お供えのお餅。

 

遅ればせながら、鏡を開いて

おしるこにしました。

 

 

 

濃いめの餡子に同量よりやや多く水

キビ砂糖

塩少々

お醤油数滴

そして、私的にお汁粉には欠かせない

シソの実漬け❣

 

本日もご馳走様でした。

温まりました~~ヽ(^o^)丿

 

 

 

 

 

 


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