ロッテ藤原離脱ピンチも「吉井マジック」で首位キープ。
楽天モバイルでも連勝なるか。
memo
・2023年5月19日（金）楽天モバイル
悪天候中止
楽天対千葉ロッテ：勝ち―・負け―
・2023年5月20日（土）楽天モバイル
1番サード池田、2番友杉、4番DHポランコ、6.岡、7番レフト角中。
スタメン：1.池田2.友杉3.中村4.DHポランコ5.安田6.岡7角中.8.田村9.平沢
楽天対千葉ロッテ6：1-6：勝ち西野・負け則本
西野先発試合：西野が多彩なボールをコントロールよく投げ、打たせて取った。
シュートスライダーも使って無難な立ち上がり。楽天の早打ちもあって5回まで43球と球数も少ない。
5回フランコにヒット、鈴木大に変化球をタイムリー2ベース打たれ同点に追いつかれるも1失点のみ。
フォーク・カーブも交えて最後まで投げ切った。
＊西野「9回散発3安打1失点の完投勝利」は2019年以来、リリーフ陣も休ませた。
打撃陣：則本に対して1番池田が積極的なバッティング。
3回角中レフト前ヒットで出塁、田村が送り2アウト3塁から池田がレフトに先制タイムリー。
6回は池田がこの日3本目のレフトヒットで出塁、友杉が送りバント決めて、中村がセカンドエラーで1アウト1・3塁に、ここでポランコが低めをセンターに犠飛打って勝ち越した。
続く安田・岡が連続で四球選び満塁にすると、角中がライト前に2点タイムリーで則本をノックアウト。
投手交代し安樂が暴投して1点追加。
7回は2ベースヒットの池田を友杉がうまく流したタイムリー2ベースでホームに返した。
＊池田4安打1打点、角中マルチ2点タイムリー、友杉貴重な追加点。
・2023年5月21日（日）楽天モバイル
1番ファースト池田、4番DHポランコ、6.レフト角中、7番センター岡、9番ライト平沢。
スタメン：1.池田2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.安田6.角中7.岡8.佐藤9.平沢
楽天対千葉ロッテ7：4-6：勝ち廣畑 Sペルドモ・負け瀧中
岩下先発試合：先発は岩下がコントロール苦しむも無失点におさえる。
2回からは廣畑が登板、2回立ち上がりに1失点も4回まで投げ切った。
5-6回途中は坂本好投。6-7回は東妻が登板し阿部に高め打たれた・タイムリーで1失点。
8回は澤村が登板カウント球狙われた、連続ヒットで1・3塁から鈴木大タイムリー・満塁から犠飛で2失点。
9回はペルドモが無失点におさえリードを守り切った。
＊廣畑プロ初勝利。今季2回目・ブルペンデ―を勝利。
打撃陣：E瀧中は多彩な変化球で打ち取りにかかるが、
初回池田がライト前ヒット、藤岡四球で1・2塁に2アウト後ポランコがセンター前タイムリーで先制。高めをしっかりとらえた。
2回は佐藤が甘い変化球を今季2号ライトにソロホームランで2点目。
6回は安田がフォアボール選び角中が送る。岡が右中間破るタイムリー2ベース、つづく佐藤がフォアボール選び2アウト1・3塁に、ここで池田の強いサードゴロを黒川が後逸し2点を追加した。さらに藤岡がフォアボール選び相手投手暴投でチャンス拡大し中村がレフトにタイムリーでダメ押した。
E瀧中・リリーフ5人を毎回のように攻めた。相手守備ミスも得点につなげた。
＊中村3安打。岡3安打。佐藤マルチ（1HR）。ポランコ先制タイムリー。
【まとめ】
【初戦は】
好調西野が安定した投球でゲームをコントロール。
ロッテ先発投手の好投含めチームのディフェンスがいいと相手の投手にもプレッシャーをかける。
先頭打者池田の活躍が則本の投球をくるしめ得点につながった。
1番池田がタイムリーで先制、6回ヒットでチャンスメイク、角中がタイムリーで追加点につながった。
打線は則本の制球不安定なところを粘って崩すことに成功した。
＊西野5勝目でパリーグ「ハーラートップ」に。
【2戦目は2回目のブルペンデ―になった】
先発岩下初回無失点の後、廣畑が2回から4回まで登板、2回にボール先行し招いた1アウト満塁で黒川に犠飛で1失点するも、3-4回を無失点と投げ切り仕事をした。
＊先発を「廣畑と岩下を逆にする」などして「2人を先発の柱として期待し競争させている」ようにもみえた。
打線はポランコが先制タイムリー、佐藤がソロでリード。
中盤は好調な選手が躍動し相手ミスもあり追加点に成功、ブルペンデ―を援護した。
＊初回池田が出塁し相手にプレッシャーかけた。
藤岡・安田がフォアボール選びチャンス拡大した。
＊千葉ロッテ5連勝。
「好調投手陣」が首位の立役者
岩下が前カード「今シーズン初勝利」に続いて、廣畑が「プロ初勝利」。
ここまでも振り返っても「西野が5連勝と実力を発揮」「種市数年振りの勝利」と復活。
「森プロ初勝利」など若手投手も勝ち名乗りを上げる。
復活選手は過去数年間苦しみながらリハビリ・努力しての結果。
若手においてもロッテ育成方針があればこその開花。
岩下の復帰、東妻の復調、左腕坂本の堅調さはそんな雰囲気と無関係ではないはず。
＊今季初佐々木朗希の絶対的な投球が相手を圧倒。
ロッテ投手陣の中心にあり勇気とプライドを与える。
彼の活躍は千葉ロッテの「大きなアイコン」であり刺激になる。
千葉ロッテの投手陣はパリーグ最強レベルになってきた。
吉井監督の投手采配は豊かな経験にアイディア加えたもの。
パリーグの台風の目になるのは必然。
＊最後になったが「田村の好リードが好調な投手陣を支えている」ことを忘れてはいけない。
ここ数年は2軍が主戦場で上での活躍の機会が与えられなかった捕手。
まだ若い「田村龍弘」が復権を狙う。
結果
2023年5月19日～5月21日
楽天対ロッテ6-7回戦 楽天モバイル
ロッテ2勝
2023年5月21日まで：千葉ロッテ23勝14敗2分：貯金9：パリーグ首位
＊最後までお読みいただきありがとうございました。