カテゴリ:何げない日常
「万引き家族」はずいぶん前に一度見たのよ。カンヌ映画祭で 最高賞のパルムドールとやらを取ちゃったし評判になってたので 映画好きは見ない訳にいかないでしょ。 でもね、登場人物や住居などがばばっちいし、挙句の経てに「年 寄が病死したのを一家総出で床下に埋めちゃう」事までやってい る。私はこの辺から体に不調を感じるほど嫌で、観るのを止めち ったの。それに、貧乏・万引き・死体遺棄…この日本映画を世界 中に配信されるなんて、日本の恥をさらしちゃって…と思ったの よ。 是枝祐和監督は、これまで様々な家族を描いてきましたね。「誰 も知らない」「海街のdiary」「そして父になる」などヨ。 簡単に言えば「血のつながり」&「心のつながり」どっちが大事 か?って話なの。 「家族のカタチ」を描いているのよ。今回は覚悟を決めて最後まで 観るつもりだったので真剣に観ましたよ。最後まで観て初めて理解 出来たし、見てよかった~と感じたわ。 産まなくても母親になろうとする女性の事は胸を打ったわね。私に は実母と養母の二人の母親がいて、実母は私の目に入る距離で生活 していました。 だから実母と切り裂かれた最初の頃は実母が懐かしくて、毎夜布団 の中で泣いていたわ。そのうち養母に懐いた方が得だと子供心に理 解して、実母の話は一切しなくしたの。それは養母が亡くなる40年 間続いたわ。 心の中では実母が恋しかったけど、大人になるにつれ「血の繋がら ない子供を育ててくれてる養母の大変さが理解出来るようになった のよ。 私と母はお互いの不満から(甘えてくれない娘、甘えさせてくれな い厳しい養母)徐々に深い確執が出来てしまい養母が亡くなるまで 仲良く出来なかったの。 でもね、そのころになると、養母には感謝しかなかったわ。甘えさ せてくれない厳しい養母… 本心を話した事は無くて犯行的だった可愛げの無い私 かみ合わない二人でも40年間の生活は血には負けない絆は出来たわ。 「今の幸せ」があるのも他人の産んだ子供を育ててくれた養母の お陰で感謝してもしきれない程よ。 勿論、丈夫に素直な性格(?)に産んでくれた実母にも感謝してる わ。 万引き家族に話を戻すわネ。 https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/nra53840/ 万引き家族…予告編 https://my.plaza.rakuten.co.jp/53840/ 10倍楽しく観る方法 全員他人の家族。 職業は万引き 子役が良いのよね~ 薄幸の少女にピッタリ 柳楽優弥君も良かったわね。 樹木希林さんも良いけど私は苦手な人 私生活も現場でも演技も樹木希林以上でも以下でもなく 木村拓哉さんの演技と同じでいつも同じで自然風が鼻に 付いちゃったのよね~ 誰にも媚びる事なく生きられたって事は実力があったで しょうけど。 そして… 昨日のおしりの素得敵なお兄さん! 前は?と、リクエストに答えまして 前からも撮影させてもらいました。 映倫に引っかからないように少々処理を させて頂きましたが、いかがでしょうか? 雰囲気からしてモンゴルの方みたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|