ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘の朝食、絶対に介助しない姿勢を見せたら自分で食べてくれた話

子供たちの自立を目指すとんぼである、ごきげんよう。

 

先日のモニタリングにて、学校やデイの娘は自力摂取をしてるとの情報をいただいた。

 

ならば自宅でもやってほしい、できることは自分でやってほしい。ならばやってみようと試みた話。

絶対に介助しません

いつもは朝に息子を見送ったあとに、娘の食事介助にはいる。寝起きから30分以上経過し、娘も覚醒してる。元気もある。

 

食事を出しても、娘はあっちいったりこっちいったりして、そもそもテーブルの前に座らない。自分で食べる気はない。

 

仕方がないので隣に座って介助を始める流れ。それをモニタリングの翌朝から行動を変えてみた。

 

まずは娘を誘導するため、私からテーブル前に座る。娘が隣に座ったら、娘はじっとこちらをみてくる。

 

自分で食べるんだよと声をかけたら、スプーン手渡してくる。それも丁寧に断ったら皿を手渡してくる。

 

それでも介助しないと、座りながら足でガシガシ蹴ってくる。体をぶつけてくる。

 

……ここがポイントだろう。

 

朝だし、早く食べ終わってほしいし、叩かれたくないし、もうめんどくさいから介助してしまう。これが我々夫婦の悪いところ。

 

でもモニタリングで判明した。よっぽど、本当によっぽど体調が悪くなければ、娘は自分で食べられる力がある。スプーンですくって口に運ぶくらいできるはずなのだ。

 

というわけで、徹底的に拒否。

 

絶対に介助しません。

 

ぶれることなく、拒否し続けて、隣で静かにスムージーを飲んでいた。

娘の変化

30分とか1時間とか待ち続けるのはしんどいなぁ。でもブログのネタになるなぁ……とぼけーっとしながら様子を見てたところ……

 

10分くらいで、娘はスプーンを持って自分で食べ始めた。

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やった、食べるじゃないか。しかも意外と早い。もう少し長くてもよかったのに、10分だとネタとしては弱いぞ。

 

くだらないこと考えながら、過剰に注目することなく、おいしいねーと声かけつつ娘が食べてる隣に座ってた。

 

娘はゆっくりと、でも米粒ひとつ残さずキレイに完食。皿をシンクに運んで水までかけてくれて、声かけで手も洗ってくれた。

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ここまでやってくれたら文句ありません。

 

この日で、朝は自分で食べる時間だと認識し始めたのかもしれない。その翌日も、またその翌日も、介助をねだらずに自分で食べてくれている。

 

押して叩けばご飯が自動で口に運ばれてくる。

 

めちゃくちゃな学習させてたことを反省している。今後このようなことがないように気をつけたい。

課題もあるが

自力摂取をすると、それはそれで出てくる課題もあった。

 

まず、集中力が持続しない。一口食べたらスプーンをおいて、周りのものに気を取られてぼけーっとしてしまう。

 

一口食べたら数分待つとかもザラだ。ぼーっとしてたら声かけして、そしたら食べて。また何かを見つめてぼけーっとして声かけしての繰り返し。

 

テレビも消してるし物も少ないが、気を引くものは徹底的に排除した方がいいかもしれない。

 

とりあえず、大きな期待をせず、うまくいかないことも前提にあの手この手で自力接種を促していきたい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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