「ゴジラVSデストロイア」ゴジラ死す!バーニングゴジラ涙の咆哮

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、映画ゴジラシリーズ22作目、「ゴジラVSデストロイア」(1995年)をとり上げます。

「ゴジラVSデストロイア」

ゴジラ死す!バーニングゴジラ涙の咆哮

作品概要

作品名:ゴジラVSデストロイア
公開日:1995年12月9日
分数:102分
動員数:400万人
出演者:辰巳琢郎/石野陽子/林泰文/小高恵美/大沢さやか 他
製作:田中友幸/富山省吾
監督:大河原孝夫
脚本:大森一樹
音楽監督:伊福部昭
特技監督:川北紘一
※東宝公式サイトより

ゴジラVSデストロイア 東宝DVD名作セレクション
ゴジラVSデストロイア

あらすじ

「バース島が消えている…」
海から上がる黒煙。かつて島があった場所は朱く染まっていました…。

やがて香港に姿を現したゴジラは、赤い熱線を放射し街を蹂躙します。
その体からは蒸気が立ち上り、その表皮はマグマのように発光していました。

一方、日本でも青函トンネルの工事用パイプが溶解する怪事件が発生。
その原因は、かつてゴジラを消滅させたオキシジェン・デストロイヤーが生み出した古代生物デストロイアでした…。

ゴジラの体内炉心が暴走、メルトダウンが起ころうとするなか、両獣が相まみえます。
決戦の地は臨海副都心。果たして決戦の行方はいかに?そして、ゴジラの運命はいかに?

レビュー

「ゴジラ死す」

衝撃的なキャッチコピーとともに世に送り出された問題作「ゴジラVSデストロイア」
ゴジラの死を描いた、平成ゴジラVSシリーズの完結編です。

ゴジラの死を明確に描いた作品は、本作と第1作「ゴジラ」(1954年)のみ。
タブーともいうべき「ゴジラの死」をテーマとするにあたって、第1作ゴジラへのオマージュが随所にみられます。

ゴジラ(1954)

物語の鍵を握る山根姉弟。彼らは、第1作ゴジラに登場していた山田新吉の子供です。
新吉は、山根博士の養子になっていたのですね…。この2人が本作で、父のDNAを受け継ぐかのようにゴジラに立ち向かいます。

そして、その山根博士の娘にして、第1作ゴジラでヒロインを演じた山根恵美子も登場
演じるのはなんと、40年前と同じ河内桃子さん。第1作と本作をつなぐ重要な役割を果たします。

さらに、初代ゴジラを葬ったオキシジェン・デストロイヤーも再登場
懐かしの芹沢博士も登場(もちろん回想シーン)して、ファンを狂喜させました。

また、平成ゴジラシリーズの完結編とあって、同シリーズの懐かしキャラも再登場。
「ゴジラVSビオランテ」で対G指揮をとった黒木翔は、高島政伸さんの都合がつかず、兄の高嶋政宏さんが演じています。

ちなみに、前々作から登場しているリトルゴジラは、本作では大きく成長していて、見た目はゴジラそっくり。
この「ゴジラジュニア」が物語の終盤、とても重要な役回りを演じることになるのです…。

ゴジラVSデストロイア 東宝DVD名作セレクション
ゴジラVSデストロイア(東宝DVD名作セレクション)

見どころ

それでは、そんな映画「ゴジラVSデストロイア」。個人的な見どころを紹介します。
※ネタバレになる記述がありますので、ご注意ください。

1.デストロイア出現

本作の敵怪獣・デストロイアは、海底に眠っていた古代生命体が無酸素環境下で復活し、異常進化を遂げた生物です。
最初は細胞レベルであったものが、急速に成長。最初に姿を現したのは、人間大の大きさとなったデストロイア(幼体)でした。

このデストロイア幼体が群れをなして攻撃してくる様は、キモくてこわい…。
警視庁の特殊部隊が臨海副都心のビルに突入すると、天井から壁から突如として現れ、次々と隊員を餌食にしていきました。

さらに詰めかけたメディアにも襲い掛かります。
逃げ遅れた山根ゆかりに襲い掛かるデストロイアは、まるでエイリアン…。

口から伸びるもう一つの口(インナーマウス)が、顔のすぐそばまで迫ります。
逃げろ、ゆかりちゃん(演じるのは石野陽子さん)!東宝本編班がじっくりと時間をかけて撮影した迫真の名シーンです。

デストロイア(フィギュア)

2.ゴジラ死す

そして、平成ゴジラシリーズ史上に残る名シーン「ゴジラ死す」
その問題のシーンにつががるのが、デストロイアとの最終決戦。決戦の場は、羽田空港から臨海副都心・お台場へ。

デストロイアは、巨大な完全体へと進化を遂げると、その爪でゴジラジュニアを掴み、空中へ攫っていきます。
そして無慈悲に空中から投下、横たわるジュニアに光線を浴びせます。駆け寄る未希の声も届かず、ジュニアは静かに瞼を閉じるのでした…。


ゴジラVSデストロイア(東宝Blu-ray名作セレクション)

「ゴジラが泣いている…」。唯一の仲間を失ったゴジラが雄叫びをあげます。
ゴジラの悲しみと怒りは、デストロイアを撃砕するだけにとどまりませんでした。

ゴジラの体内温度が急上昇。ゴジラの背びれが溶けていきます。
炉心温度は1200度に…。ついにゴジラのメルトダウンがはじまりました

全身から蒸気とマグマを放出しながら、徐々に溶解していくゴジラ…。
ゴジラ死す…。そのシーンは、悲しくも美しく、そして幻想的でした
ゴジラの肉体は放射能の塵となり、光り輝きながら空に舞っていきました…。

今日の1枚

それでは、そんな名シーンを伝える、ふゆき画伯(?)の「今日の1枚」
体内炉心が異常暴走してメルトダウン寸前のゴジラ、通称「バーニングゴジラ」を描きました。
題して、バーニングゴジラ、涙の咆哮…

怪獣王ゴジラの死
衝撃的なテーマを扱った本作を持って、平成ゴジラVSシリーズは完結となりました。

しかし、ゴジラのDNAは受け継がれます。
映画のラストシーン。放射能の真っ白な霧のなかから、新たなゴジラの咆哮が響きました…。

なお、次なるゴジラが登場するのは4年後。通称「ミレニアム・シリーズ」でスクリーンに帰って来るのです。
もう待ち遠しいですね…。そちらもいつか、当夢中図書館「The特撮館」で紹介しましょう。お楽しみに!

ありがとう、平成ゴジラ! ありがとう、ゴジラVSデストロイア!

ブログランキングに参加しています

にほんブログ村 映画ブログ 特撮映画へ

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事