📱「リーーーーん、りーーーーーん」
S子の携帯が鳴った。
これはノンフィクションです。
登場人物の紹介
看護師→S子
S子の再就職先→株式会社訪問看護事業部
訪問看護事業部の上司→エリア長
では、始まり
1月8日夕方の事。
S子「もしもし、S子です。」
株式会社「お世話になります。株式会社訪問看護事業部のエリア長です。」
S子「はい、お世話になります」
エリア長「今、お電話大丈夫ですか❓」
S子「大丈夫です」
エリア長「今日お電話したのはですね。何か手続きでお困りのことはないかと思いまして…」
S子「はい、大丈夫だと思うのですが…健康診断結果が期日に間に合うかどうか不安で…」
エリア長「ああー、入社14日前にご提出という形になっていましたかね❓」
S子「はい、そうです。血液検査の結果が出たらお知らせが来ると思うのですが…」
エリア長「もし、間に合わないようなら人事部にご一報入れていただいて、事情をご説明していただければ大丈夫かと思います。」
S子「わかりました。それから…当日の服装なんですが…」
エリア長「当日は中途採用の入社式がありますので、それにはユニホームで出席していただく形になります。上履きは何かしらご準備いただいた方がよろしいかと思いますのでよろしくお願いします。」
S子「わかりました。ありがとうございます。」
エリア長「あとは、大丈夫でしょうか❓」
S子「はい、大丈夫です。」
エリア長「では、インフルエンザも流行っていますので、お体に気をつけて下さい」
S子「はい、ありがとうございます」
エリア長「もしも、体調が悪くなりましたら、出社の日は調整しますので、ご連絡下さい。よろしくお願いします」
S子「はい、わかりました。」
エリア長「それでは、失礼いたします。」
久しぶりに鳴った電話は訪問看護事業部からだった。
こんな丁寧なの❓って疑問に思った。
わざわざ困ったことはないか❓なんて電話くれるなんて…
困った事があれば、こっちから問い合わせするのが普通じゃね❓
そう思いながら
S子は「なんていい職場だ
」と感激していた。
