光栄菊 月影 Kamenoo 無濾過生原酒(佐賀県 光栄菊酒造)

 佐賀県小城市にある光栄菊酒造 株式会社のお酒。明治4年(1871年)創業の酒蔵で代表銘柄は「光栄菊」。

 「無濾過生原酒」とは「無濾過」な「生酒」な「原酒」で、「無濾過」とは日本酒を搾った後に「濾過」をしていないもので、「濾過」をすることでお酒の色を透明にしたり不純物を取り除いたりする工程を行わないお酒。「生酒」は火入れを一度も行わないお酒。「原酒」は加水などを行わないお酒。

 原料米である「亀ノ尾」は、阿部亀治が「惣兵衛早生」を原種として抜穂選種した品種で、大正時代には多く作付けされていたが次第に子孫品種などに取って代わられた。1980年に新潟県の久須美酒造が「亀ノ尾」を復活させようと試みはじめ、1983年に「亀ノ尾」を使った吟醸酒「亀の翁」が製造された。このストーリーが漫画「夏子の酒」のモデルとなりドラマ化などされることにより知られるようになった。

 甘い口当たりから独特な渋味と酸味。苦味の余韻。

 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
 アルコール度数:14度
 原料米:亀の尾100%

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