目黒区を中心に脳梗塞後遺症、脳出血後遺症など 麻痺や歩行困難な方に、 ご自宅にお伺いし、訪問リハビリマッサージを行う 訪問リハビリマッサージ協会です。
一つ目は、侵害受容性疼痛といいます。
怪我をした、炎症をおこした、つまり組織自体が損傷することで
痛みを感じることです。
二つ目は、神経障害性疼痛です。
脳卒中や事故などで、神経が損傷して起きる痛みです。
しかし、この組織や神経が損傷をしているわけではない、レントゲンで
痛みの部位をみても原因がわからない痛みもあります。
そうした痛みに関しては、国際疼痛学会は2017年脊髄から脳にかけた痛みを
生み出す神経回路が変化し、痛みが生じたり、過敏になるしくみがあると提唱されました。
これらの痛みは不安、ストレスなどの心理的要因が大きく関係していて、
神経回路を変調させ、痛みを悪化させ長引かせると見られています。
この痛みを今秋、日本痛み関連学会連合が「痛覚変調性疼痛」と呼ぶことと決めました。
名前がつくことで、対象が明確になります。
明確になれば、創薬に前進するのではないかと期待がもてますね。
私達が接する患者さんでは特に多く、病院で検査したけれどなんともないと言われたと
話す方は多いです。
さまざまな面で痛みにアプローチする手法が増えれば、それだけ楽になる方が増える。
そう期待したいものですね。
目黒訪問リハビリマッサージ協会
東京都目黒区五本木2-16-2