ニコニコ介護とイライラ介護 | 目黒訪問リハビリマッサージ協会

目黒訪問リハビリマッサージ協会

目黒区と世田谷区を中心に医療保険を使い、国家資格を持った施術家が訪問リハビリマッサージを行います。脳梗塞、脳出血後遺症など麻痺がある、歩行困難がありお困りの方は是非お問い合わせください

目黒区を中心に麻痺や歩行困難な方のご自宅にお伺いし、
訪問マッサージを行う 訪問リハビリマッサージ協会です。
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訪問マッサージでご自宅に伺うと、ご家族が一緒にいらっしゃるケースがあります。
もちろん、一緒にいてもいなくてもどちらでも大丈夫ではあります。
ただ、ご家族の介護の様子も自然と目に入ります。
 
するとおおまかに2つのパターンがあることに気がつきました。
 
「大丈夫?」「もー、こんなことして〜あははは」
と笑顔が多いご家庭と
 
「何やってるの!」「こうしなきゃダメでしょ!さっきも言ったでしょ!」
と怒鳴り声と、眉間にしわをよせたご家庭とあります。
 
その差はなんだと思いますか?
 
介護の大変さ、寝たきりだからかそうでないか。
いえいえ、私がみていると、介護度は関係がありません。
 
その差の一つは、介護に対しての理解度かと思います。
認知症ということはどういうことなのか、「ちゃんと」理解をされています。
ですから、声がけが違いますし、受け取り方も「認知症だから仕方ない」と冷静に受け止めているからこそ
ニコニコできるのでしょう。
 
ですから、「さっきも言ったでしょ!」と怒鳴っている人は認知症をちゃんと
理解ができていません。
 
今は本でもネットでも情報が手に入りますが、それを読もうとせず、
疲れてそれどころではない!となりがちです。
 
これは逆でしっかり理解できるからこそ、コントロールが自身にもしやすくなるのです。
そこがわからないから、何度言ってもできない、イライラするの悪循環に陥ってしまうのです。
またそれを一人で抱え込んでもしまいがちです。
そうなると、心身が疲労して、余裕がなくなってしまい、相互で良い方向には行かなくなってしまいます。
 
ニコニコ介護をされている方のおうちには、たいてい、介護のこと、食事のこと、体のケアのことなど、
本が何冊か置いてあります。
キョロキョロしているわけではないですが、目に入るので、いろいろ読まれたのだろうと感じます。
 
ニコニコ介護なので、大変なこともありながらも、うまくコントロールをお互いにされているなと
はたからみても思います。
 
介護のことで、大変、疲れたと思ったら、本やネット以外にも集まれる会などもあります。
捉え方が変わることによって、良い方向にいくかもしれないですよ。