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米FRBが0.25%利上げ、11ヵ月ぶりの「ベビーステップ」

米国の中央銀行連邦準備制度(FRB)は1日(現地時間)、基準金利を0.25%ポイント引き上げる「ベビーステップ」に踏み切った。11ヵ月ぶりに、強力な緊縮から通常の速度に戻ったのだ。FRBのジェローム・パウエル議長は初めて、「ディスインフ(disinflation・物価上昇率の下落)」について言及し、今回の金利引き上げは終わりつつあることを示唆した。

FRBは同日、連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会議で、既存の予測どおり米国の基準金利を既存の4.25~4.50%から4.50~4.75%に0.25%ポイント引き上げた。韓国(3.5%)との金利格差は、最大で1.25%ポイントまで広がっている。

パウエル議長は、FOMCの直後に開かれた記者会見で、「FRBは、2%の物価上昇率の目標のために、継続的に利上げが適切だと見ている」と明らかにした。また、FRBが保有している債券を売って市場の流動性を吸収する量的緊縮(QT)も、「相当な規模で」継続していくと付け加えた。ただ、パウエル議長は、「2~3度(a couple of more)の追加の利上げ」を予告しながらも、「初めてディスインフレの初期に入ったと言える」と明らかにした。会見では、「ディスインフレ」という言葉を15回も使った。

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市場では、昨年から続いたFRBの金利引き上げのサイクルは最終局面に入ったと、期待が高まっている。市場の関心は、いつ金利引き上げが終了するかに集まっている。パウエル議長は、「2~3回」金利を上げると明らかにしたが、市場では3月にベビーステップに踏み切った後、金利引き上げを終了するということに重きを置いている。
https://www.donga.com/jp/east/article/all/20230203/3933247/1

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中央日報は、今月23日に金融通貨委員会の政策金利決定を控えた韓国銀行の計算が複雑になっていると報じている。米連邦準備制度理事会(FRB)が1日(現地時間)、予想通り政策金利0.25%引き上げ(ベビーステップ)を決定した。韓国では物価がまた上昇する傾向にあるうえ、韓米の金利差拡大も無視できない。韓米の金利差拡大は外国人資金の流出とウォン安ドル高につながり、韓国経済に負担となる。物価や韓米の金利差を考慮すると、韓国は政策金利を引き上げる必要がある。

だが昨年10-12月期のマイナス成長(-0.4%)に続いて今年1-3月期の見通しも明るくない。韓銀は23日に発表する修正経済見通しで従来の成長率(1.7%)を下方修正する可能性が高い。物価上昇率と韓米金利逆転現象を考慮すると、韓銀も政策金利引き上げ基調を続けるしかない状況にある。


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[ 2023年02月03日 11:27 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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