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サムスンがまさかの「王座陥落」で、韓国経済も没落へ…新技術開発に遅れを取った「ヤバい事情」

今年の年初以降、韓国の株式市場で最大の時価総額を誇るサムスン電子と、第2位のSKハイニックスの2社の明暗が分かれている。一部の専門家からは、「韓国経済の主役が変わりつつある」との指摘も出ている。

サムスン電子の株価が3.8%下落した一方、SKハイニックスは20.8%上昇した。両社の株価動向に大きな影響を与えたのは、世界経済の環境変化に対する動き、特にAIへの対応力の差といえるだろう。SKハイニックスは、AIのディープラーニング(深層学習)に必要な広帯域幅メモリー(HBM)チップを競合他社に先駆けて投入し高いシェアを獲得した。 一方、サムスン電子はスマホ需要の飽和、それによるメモリー半導体事業の回復の遅れ、デジタル家電分野で中国企業の追い上げなどによって業績不透明感が高まった。

今後、韓国経済の成長にとって、SKハイニックスの成長は一段と重要になるだろう。重要なポイントは、サムスン電子の業績の推移だ。同社の収益力が低下すると、韓国経済全体に無視できないマイナスの影響が及ぶ。多くの事業ポートフォリオを抱えるサムスン電子が、次世代メモリの製造技術を強化し、高いシェアを獲得することは容易ではないだろう。

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2023年通期、サムスン電子の半導体事業は営業赤字に陥った。2024年1~3月期の速報ベース決算で、半導体部門は黒字転換したと報じられた。先端技術の実用化でもサムスン電子はSKハイニックスの後塵を拝した。サムスン電子のビジネスモデルはスマホ、デジタル家電、メモリー半導体の製造とファウンドリなど多岐にわたる(コングロマリット経営)。それゆえ、先端分野に集中的に資本を投じることが難しかったようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2ff1a88a3613b9f896e0bd3cf9c7fca9d77e280

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サムスン電子は、HBMという高価格帯の製品創出強化よりも、在庫の圧縮を優先せざるを得ない時期が続いた。 特にはファウンドリ事業で、台湾積体電路製造(TSMC)とのシェアも拡大した現状の意味は大きい。さらに言えば、日米台に対抗するのは現実的ではない。今後は一社で何とかできる時代ではなくなった。如何に協力しつつ互いの利益のための共同成長が不可欠。そこに加われなければ脱落しかない。


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[ 2024年04月29日 07:49 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
メモリシェアの変動を韓国経済没落と騒ぐのは、短絡的。
DRAMシェアは2022 ,2023年を比較すると
2022:サムスン46% SK28% 合計74%
2023:サムスン39% SK34% 合計73%
合計シェア下落は、わずか。

韓国経済全体の問題は、もっと複合的で、この2社だけでは語れない。
[ 2024/04/29 11:34 ] [ 編集 ]
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