モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・前編(2022年11月12日)

2022年11月20日 | 鳥海山逍遥

11月12日は冠雪した鳥海山に肉薄し、モルゲンロート?を見た後、
ついでに近くの八塩山に登山した。
まずは早朝6時ちょっと過ぎ、百宅から見た富士山型の鳥海山を。

百宅(E1)から見た鳥海山






百宅という場所は、鳥海山に最も近い人里だが、早朝によく霧が湧く。

この日も夜明け前は晴れていたのに、日の出と同時に、霧が湧いて来た。
よって紅くなるクライマックスは霧に邪魔され、逃してしまったかもしれない。
この写真を撮ったすぐ後にも、霧が湧き、ほとんど見えなくなってしまった。


参考マップ



百宅から直根に戻ったら、霧の邪魔も無くよく見えるようになった。

直根(ひたね)(E2)から望む。



次いで笹子峠のあるポイントから見た。

ここは下界としては、最も真東に近い角度から眺めることになり、
素晴らしい富士山型だが、前山や樹木で見える範囲が限られる点は残念。

笹子(じねご)峠(F)から望む。



今日はこの後、八塩山に登るので、笹子峠を下った後は、

別の峠、立石峠を越えて羽後町に入った。
山の中を走るので鳥海山はしばらく見えないが、
牛ノ沢地区で突然、目の前に見えるようになる。

牛ノ沢(G)から望む。



ここを過ぎると、行政区分はまた由利本荘市に入り、今度は八塩山の全貌が見えるようになる。


八塩山の全貌



八塩山には10月26日に登った(記録はこちら)ばかりだが、あれから約半月経った。

半月も経てば、草木の状態も景色も違っていることだろう。
山に近づいたら、麓にはまだ紅葉が残っていたが、山体の紅葉は終わっていた。

登山口直前から見た八塩山



いつも登りに使っている鳥居長根稜線の根っこ道は、両側の樹木が落葉して裸木になったため、

鬼気迫るような風景になっていた。

鳥居長根稜線の根っこ道



根っこ道を過ぎるとロープが現れる。

 



いつも目印にしているブナの木が見えたら、山頂台地は近い。

山頂台地に到着。ここから先は平坦な道になる。




たぶん杉だろう。威厳のある枯れ木。
 
                                         ここから先はブナばかり。


山頂台地の登山道合流点に着いたら、深山林道(風ぴら)コースの方を少しだけ下って、

鳥海山眺望地に急ぐ。
急ぐ理由は鳥海山は日が高くなると雲が湧き出して見えにくくなることが多いから。
しかし今日はよく見えていた。
この眺望地は一昨年、新しく開かれたもので、鳥海山の眺めがとても良い。







古くから有る眺望地からの眺め。



後編」へ続く。


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