「鼻血なのだ!」
私の兄は高校生の頃まで、よく鼻血を出していました。鼻の粘膜が弱いのか、鼻をほじったりすると、すぐに鼻血を出していました。
ただ、大量に出血する等のことはなく、鼻紙が数枚汚れる程度ですぐに治まっていました。
同じ兄弟ですが、私は殆ど鼻血が出たことがありません。
「鼻血の思い出」
私は殆ど鼻血を出したことが無いので、逆に鼻血を出した時の事をおぼろげに覚えています。確か幼稚園だったと思います(小学校低学年だったかも…)、校庭の遊具から誤って落ちたことがあり、その時に鼻血が出た事を覚えています。もう相当古い話なのですが、自分にとって鼻血が出たのが貴重な体験だったためか、「鼻血が出た」ということが記憶に刻まれています。
(ちなみに、落ちた遊具は、「太鼓橋」という名前の遊具でした)
「鼻の中はよく傷が…」
鼻血は出ないのですが、私は鼻をほじるクセがあり… 取れそうで取れない鼻くそを取ろうとムキになり、爪で鼻の中を傷付けて血が出ることは良くあります。
この場合、鼻の中にティッシュを丸めて入れておくのですが、傷なのでかさぶたが出来ます。鼻の中で保護されている状態なので、そのままにしておけば自然と治るのですが、これがまた、このかさぶたが気になってしまい… 剥がしてしまってまた血が出てかさぶたになるという、いつもこれを数回繰り返して忘れた頃に治っています。何となくですが、年に1~2回くらいあるかなあ。
「血便くらいに驚いた!」
私は数回、血便を出したことがあります! 用便後に拭いた紙が血だらけで… ということが数回ありました。まあ、血が赤い=出血部位が肛門に近いということで、ほぼ鮮血なので肛門周辺の血、つまり痔(切れ痔)だったと考えられます。あれは突然来るので、相当びっくりします。
少し前、鼻水が出るのでティッシュで鼻をかんだら… 結構な量の血が出て、血便が出た時くらいに驚きました! そうです、私は殆ど鼻血を出したことが無いので、びっくりしたのでした。
まあ、ティッシュを丸めて詰めておいたら、すぐに出血は止まりましたので一安心です。
「その後症状を繰り返す」
この後、たまに鼻血が出るようになりました。血が鼻から流れ落ちるほどのことはなく、「指を鼻に入れたら血が付いていた」、「鼻をかんだら血が出た」程度で、ティッシュを丸めて入れておいたらすぐに治るので、全く大したことはありません。それほど頻発している訳でもありません。ただこれまで、殆ど鼻血を出したことが無い人生だったので、「何でかなあ?」と、ちょっと気になりました。老化現象なの?
「ちょっと調べてみました」
困った時、分からない時はググります。調べてみると、
- 鼻血は10代以下と60代以上に多い
- 大人は乾燥時期(12月頃)、気温変化の大きい時期(3~4月)に多い。
- 注意すべき症状は、①出血量が多い、②なかなか止まらない(30分以上)、③繰り返す とのことです。
- 血圧が高くなると出血しやすくなる(鼻血が出やすくなる)
- 腎臓病、肝臓病の人も鼻血を出しやすい。血液の病気でも鼻血が出やすくなる
- 風邪、鼻炎、アレルギー性鼻炎などでも鼻血が出やすくなる
おそらく、血圧は問題無いと思います。腎臓病、肝臓病も多分大丈夫…
私は幼いころからアレルギー性鼻炎なので、多分これも関係無い…
つまり、調べた範囲では、当てはまる原因は無さそうです。
「原因があるとすれば…」
最近、ほぼ毎日晩酌をしています。これが原因なのかなあ? 飲酒で血圧が上がるから? でも、鼻血は飲酒時以外の昼間に出るしなあ~ ちがうかな。
私は鼻炎(鼻づまり)の治療で、アレルゲン減感作療法を始めて20か月ほどになります。なかなか顕著な効果は得られていませんが、なんとなく昼間の鼻の通りが若干ですが改善したような気がしています。今まで詰まり気味だった鼻が若干ですが通りが良くなったことで、粘膜が外気に多く触れるようになったためかなあと考えています。
つまり今までは鼻づまり状態=空気の通りが少ない 過保護状態にあった粘膜が保護が弱まったため、たまに出血するようになったのかな? と勝手な原因推察をしています。全くの見当違いではないように思うのですが…
「ちなみに」
鼻血が出たら、ティッシュを丸めて鼻に詰めていますが、これはあまりお勧めではないとネットには書かれてあります。
一般的には、椅子に座って安静にし、少し下を向いて、出血している方の鼻を指で押さえておくと、10分以内にほぼ止まると書かれてあります。
(私の場合は、詰めたティッシュを数回入れ替えて、血が付かなくなったら止まったと判断していますが… ダメな方法なのだそうです)
「用心が大事」
50歳も過ぎると、身体にあちこちガタがきます。私も例に漏れず、目、肩、腰にガタがあります… 昔出来たことがやれなくなることも幾つもあります。つまり、諦めなければならないことも出てきますし、出来ることを探すことも大事になります。
ただ、いわゆる老化現象に対し、歳を経たことにより受け入れられる精神的な余裕もあります。老化を悲観しても仕方ない。それより「じゃあ何をする? 未だ何は出来る?」と考えた方が楽しい。
そして、身体の変化には敏感であることも大事なのかなと思います。少しの変化でも、見逃さない事で、危険のシグナルの早期発見になればと思います。
まあ、今回の鼻血については、気にし無くても良さそうに思いますが、変化に対応しないと、生き残れません。
コロナウイルスのワクチンを早く打ちたいと思う反面、アナフィラキシーになったら恐いなあと思う今日この頃なのです。