柚香光退団公演、笑いでいっぱいの東京公演初日ご挨拶

4月14日に花組の東京公演が始まりました。

いよいよ始まっちゃいましたね〜、れいちゃん(柚香光)とまどかちゃん(星風まどか)の退団公演が。
始まっちゃうとあっという間に終わってしまうと思うのですが、ありがたいことに私も観劇できるので、れいまどコンビの最後の姿をしっかりと目に焼き付けたいと思います。

今日のタカラヅカニュースでは初日の模様が放送されました。

花組 東京宝塚劇場公演『アルカンシェル』初日の様子

柚香光の初日ご挨拶

初日カーテンコールの組長のあおいさん(美風舞良)のご挨拶は、専科の一樹千尋さんと輝月ゆうまさんの紹介から始まりました。

『アルカンシェル』の作品紹介の後
「柚香光を中心に80名でお届けしてまいります。5月26日まで花組公演をどうぞよろしくお願いいたします」
と挨拶しましたが、今回もやはりれいちゃん(柚香光)とまどかちゃん(星風まどか)の退団公演ということには触れず。
ここは徹底しているようです。

そしてれいちゃんの初日のご挨拶は全員が揃って初日を迎えられたことへの感謝の言葉から。

宝塚大劇場公演を全休していた峰果とわくんが、部分的な出演ではありますが復帰できたのはよかったです。
ですが、今日残念なことに新たに美空真瑠くん、希蘭るねくん、七彩はづきちゃんの休演が発表されてしまいました。
一日も早い復帰を願っています。

それかられいちゃんは

「宝塚大劇場公演の千秋楽の頃桜は開花前でしたが、今は葉桜の緑が美しい季節となりました。新年が始まり多くの方が新しい門出を迎えているこの頃に始まったこの公演、新たに気を引き締め直して歌に踊りに芝居に己を磨き精進してまいります」

「この公演が千秋楽を迎える5月26日の頃は新緑が輝く時期でございます。清々しい気持ちで一日一日を大切に、皆様に喜んでいただける舞台をお届けしてまいりますので、千秋楽の日まで応援の程よろしくお願いいたします」

と季節にかけたご挨拶をしました。

次のカーテンコールでは改めて専科のお二人の紹介をしたんですが、その時に一樹千尋さんがお茶目なことをしたようで客席から笑いが起こっていました。
残念ながらカメラが追いきれてなかったのでどんなことをされたのかはわからず…

でもその一樹さんを見たれいちゃんが

「そのエンターテイメントでいらっしゃるお姿を皆んなでしっかりと見習ってついて行きたいと思います」

と言ったのでまたまた笑いに包まれていました。

小さなファンからのお手紙を紹介

日頃励ましや応援の手紙をたくさんいただくという話をし始めたれいちゃん。
先日4歳の小さな姫君からお手紙をもらったそうで、そこに『れいちゃん、いつも見てるよ。これからも成長してね』と書いてあったんだとか(笑)

「男役15年、4月で16年目に入りました。けれども4歳の姫君の成長スピードに比べると、私の成長スピードは…」

とためて客席に目をやり

「ね?」

と話しかけたりしたので、ずっと客席から笑い声が続いてました。

「ですので、そのお言葉を胸にこれからも日々成長していけるように精進したいなと思っております。どうぞ皆様千秋楽の日まで成長していく姿をお見守りください」

って(笑)
客席爆笑でした。

退団公演の最後の初日ご挨拶でこんな風に笑いに持っていくれいちゃん、さすがです。

初日から花組ポーズも

最後には客席がスタンディングオベーションになったので、いつもは千秋楽にやる花組ポーズを初日からやることになりました。

「皆様への感謝の思いと、みんなが心身ともに健やかであれという願いを込めて」だそうです。
ということで、れいちゃんの「花組〜!」という音頭に合わせて「最高〜!」と舞台上も客席も一緒に花組ポーズをやって大盛りあがりの内にカーテンコールが終わりました。

お辞儀の後客席に手を振りながら足までフリフリするれいちゃんが楽しそうで。
でもそんな楽しそうなれいちゃんを見ると余計に寂しさが募ってしまいました。

初日前の囲み会見

東京公演恒例の舞台稽古後の囲み会見もありました。

東京公演への思い

東京公演への思いを訊かれて「お客様にいろんなタイプの踊りのナンバーをご覧いただけるのが嬉しい」と答えたれいちゃん。
「卒業公演ではあるけれど、マルセル役を通して学ぶことがたくさんある」と、ここでは自分の退団公演ということに言及しました。

まどかちゃんも「退団公演ではあるんですけれども」と言った上で「最後の千秋楽に向けて高みを目指したい」と話していました。
初日のカーテンコールでは全く退団というワードは出なかったので、ここでそのワードが出たことに余計に意識が行ってしまいました。

デュエットダンスについて

デュエットダンスについて訊かれた時にまどかちゃんが話したことが印象に残りました。

いつものデュエットダンスだとれいちゃんとまどかちゃんは上手と下手から別々に銀橋に入ってきてセンターで出会うという演出が多いけれど、今回は2人一緒に手を繋いで銀橋を渡れるのが幸せで、先生たちの愛を感じるということでした。

この話は稽古場情報でもしていて、これまで2人が歩んで来た道をたどっているという気持ちになれるのがすごく嬉しいということを言っていたのを思い出しました。
デュエットダンスのこの振りは2人の思いや振付の先生の愛情も感じながら観たいと思います。

4月14日から5月26日まで約1ヶ月半、休演者もいてなかなか無事にとはいかないですが、れいちゃんとまどかちゃんをはじめ6名の退団者が幸せに公演できることを祈っています。

  

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