みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回ご紹介しますは、日本を代表する作曲家の「武満徹」(1930~1996年)さんです。
(日本コロムビアオフィシャルサイトより引用)
武満さんの音楽といえば、現代音楽のそれで、聴かれたらわかると思いますが、
非常に何回でわかりにくいというイメージがあります。
武満さんは、海外では賞荒らしといってもいいくらい、沢山の賞を取り、評価も
高いのですが、日本国内ではあまり聴かれていないし、その名もクラシックファン
の一部に知られているくらいなのではないでしょうか?
難解な現代音楽を書かれてきた武満徹ですが、中にはポピュラー音楽とも言える
「合唱曲」を書いています。
今回はその合唱曲をいくつか紹介してみます。
聴かれたらわかると思いますが、その曲には素朴なメロディーがあり、そして
どこか懐かしい歌詞と、音楽の原点ともいうべき「何か」があります。
宜しければ一度聴いてみて下さい。
〇現代音楽の方もご紹介しておきます。
武満さんの出世作「弦楽のためのレクイエム」
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この「弦楽のためのレクイエム」が発表された当時、国内の評論家達からは
酷評されていましたが、かのストラヴィンスキーが「武満徹」を絶賛したことで、
立場は一変した、という逸話があります。
たしかに、バッハ・モーツァルト・ベートーヴェンを至上のものと考えている
演奏家たちも現にいて、現代音楽を理解しにくいのも、現実として確かにあります。
それでも、例えばジャズに親しんでいる人なんかは、まだこういう現代音楽の
ハーモニーには耳慣れていけるかもしれませんね。
ただ、一般のクラシックのリスナーで、好んで現代音楽を聴く人は、そう多くは
ないであろうと思います。
その武満徹さんの親しいミュージシャンには、以外でしょうが井上陽水、小室等、
ギタリストの渡辺香津美らがいて、難解な現代音楽の作曲家のイメージとは
かけ離れた友達がいるのです。
その他に、
※一年半前に書いた記事です
※教授(坂本龍一)の曲で、武満徹の影響を受けていることを書いた記事