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イチ
2016年にテレワーク中心の働き方へシフトしたIT企業の会社員。
在宅勤務で働く傍ら、デスク周りのガジェットやテレワークの働き方について発信。
Yahoo! JAPAN、ライフハッカー日本版などの外部メディアでコンテンツ制作を行なったり、Webライターとしても活動しています。

【BenQ ScreenBar レビュー】定番のモニターライト導入で目に優しくすっきり見えるデスク環境を作る

この記事はアフィリエイト広告を含みます

” 置き場所に困らず目にも優しいデスクライト ―― “

在宅勤務になって結局これがデスクライトに求める条件の全てだと悟りました。自宅に会社のような作業環境を整えるうえで「天候に左右されずデスクを常に一定の明るさに調整する」にはどうしてもデスクライトが必要。特に私のように北向きの部屋が仕事場の人には必須です。

この記事では、BenQのモニター掛け式デスクライト「ScreenBar (スクリーンバー)」をレビューします。

この記事で書いていること

  • BenQ Screenbar の概要
  • 良かった点・惜しい点
  • 口コミや評判
  • この商品をおすすめする人の条件

ScreenBarはモニター上部に引っかけて設置するタイプのデスクライトなのでデスク上に置き場所が必要ないのが最大のポイント。機能性はもちろんシンプルな見た目も良く、デスク周りをすっきり見せられるデスクライトを探している人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

メリット

  • デスク上に置き場所がいらない
  • 自動調光×画面反射ゼロで目に優しい
  • USBポートで給電できる

デメリット

  • 調光の操作に慣れが必要
  • デスク上以外は照らせない
目次

BenQ ScreenBar の概要

私が愛用しているのは、BenQのモニター掛け式デスクライト「ScreenBar (スクリーンバー)」。

BenQ Screenbarの全体像
クリックすると商品スペックが見られます
ScreenBar (スクリーンバー)
サイズ幅45.0cm・奥行5.0cm・高さ5.0cm
重さ530g
カラー展開ブラック
電源USB-A(5W)
光源タイプLED
光の強さ1000 Lux
色温度2700~6500K
自動調光あり
設置可能な
モニターの厚み
1~3cm
操作ボタン本体上部
詳しくはBenQ社ホームページをご参照ください

BenQは1984年の設立から「Bringing Enjoyment and Quality to Life(暮らしに楽しさと品質を届ける)」を目標に液晶モニターや照明などを開発しているハードウェアメーカー。モニターに引っ掛けるだけのデザインはモニターも開発するメーカーが開発したライトだからこその発想なのかなと感じました。

手を伸ばすだけで簡単にライトがON/OFFできてデスク上にスイッチなどを置く必要もないので、デスク上の作業スペースを広く取りたい人やデスクが狭い人にピッタリ。デスク周りはなるべくスッキリさせておきたいと考えていた私には ” これしかない! ” と思えるアイテムでした。

BenQ ScreenBar を点けている写真
座ったまま操作できるから利用も簡単


BenQ ScreenBar の使用感レビュー

ここからは実際に ScreenBar を使って感じた「良かった点」「惜しい点」を紹介していきます。使ったからこそ分かる良さに絞ってまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。


モニター掛け式でデスクに置き場所がいらない

ScreenBar はモニター上部の縁に引っ掛ける形で設置するので、デスクの上でライトの置き場所に困ることはありません。

BenQ Screenbarをモニターに取り付けたところ

本体を引っ掛けるためモニターに1~3cmの厚みが必要だったり、大きな角度調整ができません(最大20度まで)が大抵のモニターに設置できます。

BenQ Screenbarのライトを横から見た
下向きの最大角度
BenQ Screenbarのライトを横から見た
上向きの最大角度

モニターの真上はデスクライトを置くには最高の場所なので、他のデバイスなどが影になることもなく、しっかりと手元を照らすことができます。

BenQ Screenbarのみでデスクを照らしたところ
横140cm × 奥行65cmのデスクが十分照らせる
イチ

手元をしっかり照らしているのが分かると思います


自動調光×画面反射ゼロでとにかく目に優しい

ScreenBarには周りの明るさに合わせてライトの光の強さを最適に調節してくれる自動調光の機能があって、これが本当に快適。

イチ

蛍光灯の真っ白な明かりが苦手な私にピッタリ!

夜の暗いときは強め、昼間の曇りのようなうす暗いときは弱めに照らしてデスク全体の明るさが常に一定なので、目の疲れ具合が全然違います。ライトの光が画面に反射しない設計なのでデスクライトの光を強くしても目に負担がかかる心配もありません。

BenQ Screenbarのライトアップ時
真っ暗な部屋で確認しても映り込み無し(画面は汚いけどw)

ちなみにデスクライト以外にLEDテープライトも導入してみましたが、手元をしっかり照らすにはデスクライトが必要だと感じました。

LEDテープライトのみでデスクを照らしたところ
LEDテープライトのみ
LEDテープライトとデスクライトでデスクを照らしたところ
LEDテープライト+デスクライト
イチ

夜まで長時間パソコン作業するならデスクライトは導入しておきたい


USB Type-Aポート給電でコンセント不要

デスク上に色々なデバイスを置いているとコンセントの空きはすぐに無くなりますが、ScreenBar はUSB-Aポート給電なのでコンセントが必要ありません。

BenQ Screenbarの付属ケーブル
2mの給電ケーブルが付属してます

給電ケーブルの長さは 2.0mあるのでモニターの近くにUSBポートがなくても心配無用。私はデスクの天板裏にある電源タップから給電しています。

BenQ Screenbarのケーブル配線
モニター上からモニターアームを経由
BenQ Screenbarのケーブル配線
アームからデスク下までケーブルが伸ばせる

USBポートでの給電はパソコンや電源タップからの直接給電が推奨(ハブからの給電はNG)ですが、私はAnkerのUSBハブを経由して給電しています。

AnkerのUSBハブ

BenQ公式HPでは非推奨なのでおすすめしませんが、どうしてもパソコン周りのUSBポートが埋まっている場合は自己責任で使ってみてください。笑


使い始めはボタン操作が分かりにくい

使ってみて ” ちょっと微妙だな ” と感じたのがボタン操作が分かりにくいところ。

BenQ Screenbarのアップ写真
左から「輝度」「色温度」「自動調光」「電源」

ScreenBarは本体にある4つのボタンで操作します。右2つの「自動調光」と「電源」はON/OFFのスイッチなので分かりやすいですが、左2つの輝度(12段階)と色温度(8段階)はボタンを複数回押して調整するのが少し面倒です。

” もう少しオレンジの電球色にしたい ” とか ” 真っ白な蛍光灯のようにしたい ” みたいな時にボタンを複数回押すのが手間に感じる人もいると思います。ただし、私のように自動調光しか使わない人であれば輝度や色温度を変える必要はありません

イチ

ここは人によってデメリットに感じるかが分かれますね


デスク上以外は照らせないので暗いまま

モニター掛け式ライト全般に言えることですが、デスク上はしっかり照らせてもデスク周りを照らすことはできません。部屋の中を動きながら作業する人はモニターライトだけでは物足りない(部屋のライトが必要)だと思います。

BenQ Screenbarのみでデスクを照らしたところ
あくまで「デスク上」を照らすためのライト

これはどのデスクライトでも同じですが、間接照明のように使える置き型のライトと違ってモニターライトは照らす向きがほぼ固定されるため自由度が低いともいえる点は注意かなと思いました。

イチ

作業がデスク上だけで完結するパソコン仕事なら問題なしです


BenQ ScreenBar の口コミや評判

TwitterでBenQの「ScreenBar」に関する口コミや評判を集めてみました。

イチ

ポジティブな意見だと、目の疲れの軽減設置の手軽さなどを挙げてる人が多くいました


イチ

ネガティブな意見は見つからなかったものの、後継機を使っている人も多いようです


BenQ ScreenBar によくあるQ&A

ここでは、BenQ ScreenBar によくある質問に一問一答形式で回答しました。

購入前に気になるところに回答したつもりなので、ぜひ参考にしてみてください。

モニターライトを使うメリット(効果)は?

実際に使って感じたモニターライトのメリットは3つでした

  • モノが増えないからデスク周りがスッキリ見える
  • 自動で光の強さを調整してくれるから昼間でも気軽に点けられる
  • モニターの真上から照らしてくれるから自分やデスク周りのものが影にならない

別の記事で1年間使ってみて感じたモニターライトの必要性についてまとめているので、参考にしてみてください。

本体サイズはどれくらい?

本体のサイズは幅45.0cm・奥行5.0cm・高さ5.0cmの円柱形

27インチのモニターに取り付けた時の写真
BenQのScreenBarを27インチモニターに取り付けた写真

手元を照らすのが目的なので、モニターのサイズに寄らずに使える(デスクの置き場所を考えなくていい)のはモニターライトの利点です。

明るさはどれくらい?

明るさは「1,000Lux (ルクス)」です。

1000Luxってどれくらい?

一般的に1,000Luxは「晴天時の日没15分程前の明るさ」と言われていて百貨店の売場と同じくらいの明るさです。

どんなモニターに取り付けられる?

BenQ Screenbar の取り付けにはモニターに「1~3cm」の厚みが必要です。

BenQ ScreenBar Plus との違いは?

機能性はほとんど同じで、大きな違いは「操作ボタンの位置」です。

2つの製品の違いを見る
ScreenBarScreenBar Plus
サイズ幅45.0cm
奥行5.0cm
高さ5.0cm
幅45.0cm
奥行9.0cm
高さ9.2cm
重さ530g680g
カラー展開ブラックシルバー
操作ボタン本体タッチ式有線リモコン
電源USB-A(5W)
光源タイプLED
光の強さ1000 Lux
色温度2700~6500K
自動調光あり
設置可能な
モニターの厚み
1~3cm
バックライトなし

ScreenBar Plus は操作ボタンが個別でついているので手元で操作しやすいのが特徴。

逆に、ScreenBar は本体上部に操作ボタンがついているため、デスク上にモノが増えないメリットがあります。

ScreenBarの操作ボタンは本体上部にあります

モニター上部に手を伸ばすだけなので座ったままでも十分操作できるので、私は操作ボタンをデスク上に置かなくて済む「ScreenBar」を選びました

イチ

ちなみにカラー展開はそれぞれ1色のみ

  • ScreenBar 「ブラック」
  • ScreenBar Plus が「シルバー」
BenQ Screenbarのロゴ部分
ちなみにScreenBarのブラックはこんな色です

デスク周りのアイテムの色にもこだわる人はチェックしておきたいポイントだと思います。

BenQ ScreenBar Halo との違いは?

機能性はほとんど同じで、大きな違いは「操作ボタンの位置」と「バックライトの有無」です。

2つの製品の違いを見る
ScreenBarScreenBar Halo
サイズ幅45.0cm
奥行5.0cm
高さ5.0cm
幅50.0cm
奥行9.5cm
高さ9.7cm
重さ530g800g
カラー展開ブラックメタルグレー
操作ボタン本体タッチ式無線リモコン
電源USB-A(5W)USB-A(6.5W)
光源タイプLED
光の強さ1000 Lux800 Lux
色温度2700~6500K
自動調光あり
設置可能な
モニターの厚み
1~3cm
バックライトなしあり

ScreenBar Halo は操作ボタンが個別でついているので手元で操作しやすいのが特徴。

逆に、ScreenBar は本体上部に操作ボタンがついているため、デスク上にモノが増えないメリットがあります。

ScreenBarの操作ボタンは本体上部にあります

モニター上部に手を伸ばすだけなので座ったままでも十分操作できるので、私は操作ボタンをデスク上に置かなくて済む「ScreenBar」を選びました

イチ

ちなみにカラー展開はそれぞれ1色のみ

  • ScreenBar 「ブラック」
  • ScreenBar Halo が「メタルグレー」
BenQ Screenbarのロゴ部分
ちなみにScreenBarのブラックはこんな色です

デスク周りのアイテムの色にもこだわる人はチェックしておきたいポイントだと思います。


BenQ ScreenBar の取り付け方法

ここでは実際に私が実施した「Screenbar」の取り付け方法を紹介します。

箱から取り出すと分かりますが、パーツは大きく3つしかないのでScreenBar の取り付けはかなり簡単です。

ScreenBarの取り付け方法を見る
STEP
ライト本体をクリップに差し込む

まずはライト本体とクリップを合体させます。

BenQ ScreenBarのライト本体をクリップに差し込む絵

操作ボタンの部分がくぼんでいるので、クリップのすき間に合わせて差し込みます。


STEP
ライト本体をモニターにひっかける

下のような形でモニター上部の縁にひっかけるようにしてライトを設置します。

BenQ ScreenBarをモニターに設置しているところ

「BenQ」とロゴが彫ってある部分が重りになっているので、ライト本体とロゴ部分でバランスが取るように設置するとうまくいきます。


STEP
給電用のケーブルを挿す

ライト本体とクリップのすき間にUSBポートがあるので、そこにケーブルを挿し込んでノートPCなどから給電してください。

BenQ ScreenBarをモニターに設置しているところ
給電側は「USB Type-A」ポート

あとは電源ボタンを押せば使えるようになります。

BenQ Screenbar の電源ボタン
電源ボタンは1番右

取り付け方法は公式サイトでも見ることができるので、参考にしてみてください。


BenQ ScreenBar はこんな人におすすめ

実際に ScreenBar を使ってみて感じた「こんな人におすすめ」と思う人の条件はこんな感じです。

BenQ ScreenBar はこんな人におすすめ
  • デスク上にモニターを置きたくない
  • 目に優しい明るさに自動調整してほしい
  • しっかりと手元を照らせるライトがほしい

モニターにひっかける形で設置するからこそピンポイントで手元を照らせるのがモニター掛け式ライトの最大の利点。後継機(ScreenBar Plus/Halo)と違って手元にリモコンはありませんが、だからこそデスク上にモノが少なくて済むのが「ScreenBar」ならではの良さなのでデスクをスッキリ見せたい人にこそ試してほしいアイテムです。


BenQ ScreenBar レビュー まとめ

この記事では、BenQのモニター掛け式デスクライト「ScreenBar (スクリーンバー)」をレビューしました。

ScreenBar (スクリーンバー)
メリット
  • デスク上に置き場所がいらない
  • 自動調光×画面反射ゼロで目に優しい
  • USBポートで給電できてコンセント不要
デメリット
  • 手動調光の操作に慣れが必要
  • デスク上以外は照らせない


モニターの上に引っ掛けるだけなのでデスク上に置き場所はいらないし、シンプルなデザインもデスクをおしゃれに見せてくれるので購入して大正解でした。

値段が約12,000円とデスクライトとしては高めですが使い心地は文句なしなので、ぜひ参考にしてみてください。それでは!


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