石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

亀甲竜の実生⑨:発芽から1年

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。

 

↓以前の記事はこちら

亀甲竜の実生①:種まき・発芽

亀甲竜の実生②:発芽率

亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月

亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月

亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え

亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果

亀甲竜の実生⑦:発芽から10ヶ月

亀甲竜の実生⑧:休眠から目覚める

 

発芽から:384日目(11月8日)

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発芽から1年が経ちました。

 

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秋以降、イモはあまり大きくなっておらず、直径は2.5cmくらいです。

置き場所の問題で、西日しか当たらない壁際に置いてしまったのが、大きくならない原因かもしれません。

ただ、直径が大きくならない代わりに、ふっくらと丸くなり、形は良くなりました。

 

大きな葉を展開していた2株ですが・・・

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コレ

台風後の強風で葉が飛ばされ、葉無しになってしまいました。

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台風の時は避難させたのですが、台風の翌日の方が風が強くなるとは思いませんでした・・・。

新たに芽を出してくれる事に期待です。

 

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そろそろ寒くなってきたので、置き場所を室内に移します。

土の乾きが悪くなるので、水やりも控えめに切り替えます。

 

発芽から:396日目(11月20日

葉が飛ばされた2株ですが、イモがカビて腐ってしまいました。

芽を出す事を期待して、葉が無い状態で水やりをしてしまったのが原因のようです。

 

同じ失敗をしないよう、育成方針を変更する事にしました。

カビてしまったイモは、湿っていた下部だけがカビており、乾燥していた上部はカビていませんでした。

という事は、イモの下側もずっと乾燥させておけばカビる可能性は低くなるはずです。

イモが腐っても根は健康なままで、頑丈な根を70cm近くも伸ばしていました。

つまり、イモの周りの土を湿らせなくても、鉢底付近だけ湿らせれば十分水を吸い上げてくれると考えられます。

今後は鉢の上部は乾燥させたまま、鉢底だけ湿らせる水やりに変えてみようと思います。

 

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