1 この記事の概要について

  大分県蒲江沖の根魚五目釣行の記事です。

  今回は沖周りの瀬2箇所とと漁礁周りの1箇所、合計3箇所を片天秤仕掛けで攻めて、オニカサゴをはじめとした根魚五目釣りをしました。

2 使用したタックルについて

 【自分用】

 〇 竿:剛樹 マジックバイトRR18、スクイッドロゴス195M

 〇 リール:シマノ ビーストマスター3000MD、シーボーグG300JL

 〇 道糸:PE3号~4号

 〇 錘:150号(スカリーブラック)

 【家族用】

 〇 竿:ダイワ マッドバイパーSTD195MH

 〇 リール:シマノ 3000EJ

 〇 道糸:PE3号

 〇 錘:150号(スカリーシルバー)

3 釣行当日の状況について

 3月20日(日)、今回は父と2人で大分県蒲江から出船するエンペラーさん(https://ameblo.jp/emperor-ooita/)に根魚五目釣りでお世話になりました。
 こちらの船は、近年は、年末頃に落とし込みのベイトがいなくなることが多いため、根魚五目がメインとなり、沖の瀬周りや漁礁周りで、鬼カサゴやマハタを筆頭にアマダイ、ウッカリカサゴ、アヤメカサゴ、ハマダイ等多くの魚が釣れます。
しかも、鬼カサゴは1キロ超えも多く、ウッカリカサゴも2キロ超えも混じります。

当日は、5時30分に集合し、その後出船になりました。

 今回は、10数年通っている私も知らない新ポイントを攻めてダメならいつもの沖の瀬周りを狙う流れでした。

 約50分程走り、深島沖の南の方のポイントに到着し、第1投となりました。

 このポイントでは、2流し程して、潮が動かず、全く当たりがなかったので、すぐにいつもの沖の瀬周りに移動となりました。

 移動間、予報では波が落ち着いてくるはずだったのですが、大時化の状態で、飛沫を浴びながらの移動で大変でした。

到着後、仕掛けを落とすと、チカメキントキがヒットしましたが、微妙に後が続きません。

定番外道のチカメキントキ、ジギングでも釣れる魚

その後、小移動を繰り返し、何とかオニカサゴやチカメキントキ、レンコダイを拾っていくものの微妙な釣果でした。

オニカサゴは複数釣れたがサイズが小さかった。
数が釣れるキダイ(レンコダイ)、身が柔らかいため塩焼きにするととても美味しい

そのような中、鉄オモリを使用していた同船者からのオマツリが10数回、船長から使うのを止めるように言われても使い続け、最後は私の道糸にオマツリし、引っ張るなと指示しているにも関わらず、引っ張り高切れをさせる等最悪でした。

(ポイントが150m程で100m以上糸を切られました。)

関東の船では、鉛の環境への影響を鑑み、鉄オモリを普及させようとしている船もありますが、鉄オモリは比重が鉛とは異なり、潮の抵抗を受けやすく、オマツリを発生させやすいのでオニカサゴ釣りのような片天秤を使う釣りでは絶対に使用してはいけません。

片天秤での根掛かりは、基本的に天秤自体が岩に挟まらない限り、極端な仕掛けでなければ、根がかっても回収が可能なので、鉛の錘が海中に残ることはありません。

繰り返して言いますが、鉄オモリの使用は、この海域では厳禁です。

風と波が強くなり、漁礁の方に移動して来て続けるものの、風と波が酷く、スパンカーが折れそうになるぐらい酷かったので、1時間半程早く沖上がりとなりました。

今回は、鉄オモリを使用する同船者に苦労させられましたが、一緒に行った父に魚を釣らせることができたので良かったです。(中乗り業務が大半でしたが)

高切れさせられた道糸は、巻いてまだ2回しか使っていなかったので、巻き直す際の出費が非常に痛かったです。(乗船料とほぼ同額)

4 その他

  この蒲江沖の沖五目の釣り方や仕掛けについては、下記のリンクで紹介していますので、気になる方はご参照ください。

  蒲江沖の沖五目の釣り方リンク→ https://tyokinbako9901.jp/archives/1658